相葉くんを除いた3人とメールグループ作ろうと思った。
こんな時、カズがいてくれたら、すぐに作ってくれるのに。

でも、カズの今の仕事量は半端じゃない。
翔くんも。
潤くんも新年からのドラマがある。

なんとか相葉くんを除いた4人のグループを作って。
誕生会のことを相談した。

誕生日のケーキの手配。
料理の手配。
仕事の調整。
当日の役割分担。

みんな忙しいのに、楽しそうにグループでのメッセージが行き交う。
こんな時、やっぱり潤くんのプロデュースが際立つ。
みんなに無理ない程度にやることを割り振って。
なんとかお誕生会のめどが付いた・・・かな?
ってなったとき。


一番大事な準備は、僕に任された。

いつも二人でお風呂に入りながら、いろいろおしゃべりしてるんだけど。
その時に、話を切り出した。

「ね?らん?
もうすぐ、雅紀パパのお誕生日でしょ?
らんからプレゼントをあげたらすごい喜ぶんじゃないかなぁ。
って・・思うんだけど。」

アヒルのおもちゃにお湯をかけて遊んでいた らんがその手を止めた。


「うん!あげたい!!」

そのまま浴槽の中で、踊りだそうとする。
転んだら危ない!
らんが脚を跳ね上げたら、お湯も盛大に跳ね上がった。
バシャっとお湯が降ってくる。


「何がいいかな!?
らん、いっしょうけんめいかんがえるね!」

クルンと回ろうとしたところで、滑ってお湯に潜りそうになった。
慌てて抱きとめると、嬉しさが体中に溢れてるのか?
抱きとめてる腕から抜け出て、また踊り出そうとする。


「らん、お風呂の中で踊るのは危ないから、もう出ちゃおうか?
それで、お部屋でいっぱい踊れば?」