黄色いもこもこを脱がされて。
そのあと・・しばらくしてからようやく新しいパジャマを着せてもらえた。
翔くんが買ってきた、もこもこのパジャマ。
白いもこもこですごい手触りがいい。

初めて着るのが、こんな時じゃなければ・・・
もっとこのもこもこの手触りを楽しめただろうに。


それでも、翔くんは満足そう。

「すごい似合う!
やっぱり、智くんには白が似合うんだって!
黄色も似合うけど・・・白は智くんの美しさを引き立てる。

特に・・・こんな気怠げな様子の智くんには・・・
よく似合う」


返事するのもかったるい。
それでも・・・翔くんに大事に愛された、さっきまでの時間。
とってもしあわせで。

僕にとっての最高のクリスマスプレゼントになった。




こんな時間の後の朝。
いつもは僕よりねぼすけな翔くんが僕より先に起きだす。


コーヒーメーカーをセットして。
コポコポと音がし始めて、いい香りが漂って来る頃。


僕を起こしに、寝室に戻ってくる。


今朝も・・・そろそろかな?
コポコポ音がして、カップをテーブルに置くカタンという音が聴こえる。



「智くん?」

目は覚めてるけど・・・
ベッドで翔くんを待つ。

白いもこもこの手触りを確かめるように、僕の肩のあたりに手を置く。
そこから腕や背中の方まで手を滑らせる。

もこもこ・・気持ちいい?
僕は・・・翔くんに触れられてて・・・気持ちいい。


「んふふ・・・・」

翔くんが僕の笑い声で狸寝入りに気づいた。


「もう・・そろそろ時間だよ?」

手触りを確かめるのが、もこもこから、僕の肌に変わる。
朝だけどね・・・・

夜の名残の熱を二人で楽しむ。




怠さと重さが残ったままの体での仕事はツライけど。
翔くんの気持ちが体に残ってるみたいで・・・・
そんなのも・・・好き・・・なんだ。


翔くんには、言わないけどね。




☆★




山担垂涎の雑誌?からの〜妄想です。
これが書きたいがために、黄色いもこもこも持ちだしました(笑)
雑誌では、セーターっぽかったんですが・・・
そこらへんは大目に見ていただいて〜(笑)
ご存知の方は、あの画像を思い浮かべて、お読みいただけると〜
イメージしやすいのではないかと(笑)