明日も仕事があるメンバーもいるし、ってことで、適当にお開き。
で・・・帰るんじゃないのか!


いつの間にかうちに泊まるって話になってて。
まあ・・いいですけど。
ただし、リビングで雑魚寝です。
俺はゆっくり寝室で寝かせてもらいます。

飲み食いしたものを簡単に片して。
順番にシャワー浴びて。

俺は一人で寝室に引っ込んだ。

いい感じの酔いと、一日終わった安堵と、嵐が5人になった安心感と。
すごい・・しあわせな気分で眠りに入った。




う・・ん・・・
どこからともなく聴こえる、密かなくすくすと笑う声。
時々、みだらな感じの声も。

あいつら・・人んちで何やってんだ!とは思うものの。
ヤダぁとは言ってるものの・・嫌がってる感じではない。
大野さんがいいなら、いいか。
あとでしっかり片付けはしとくだろう。
と、さっくりと割りきって。
また、深い眠りへ・・意識を沈めた。



ものすごい・・・快感に襲われた。
直接的な刺激で・・・脊髄反射が反応しそうな。



「う・・・っ・・・」

「潤くん・・まだ、寝てていいんだよ。
夜は・・まだまだ明けないから」

大野さんの声が聴こえてきて。
あ・・まだ、寝ててもいいんだ、って安心した。
寝坊しない人だから。
なんか大丈夫かな、って・・・思っちゃった・・らしい。




柔らかいものが口に触れて・・・流し込まれたウィスキー。
何も考えずに飲み込む。


「そう・・美味しいでしょ?
まだ・・飲もうね?」

ニノ・・・・?
もう一口、あと一口。
眠りで冷めかけた酔いがまた体を回る。


「おやすみ。潤くん。いい夢・・見ようね?」