夜会の山が、なんとも山々しくって(笑)
つい・・・魔が差しました。



☆★




「ポンコツポンコツって〜何回も言ってくれちゃってさぁ」


ほっぺたはプーって膨らませてるけど・・・
目は口ほどに物を言い。
内心のデレ〜って嬉しさが、目に出てる自覚はある。

だって・・・智くんがポンコツなんて、言うの、俺だけだもんね!
ポンコツって言葉に智くんの愛を感じるし!

チュ、っと、鼻の頭に触れた。
それで、ちょっと角度が変わったから?
智くんは、色 っ ぽ く 息 を 吐 い た。



「んっ・・ふふ・・・だってぇ〜しょおくんのカクカクしてる動き・・
なんかさ・・・面白いしさ・・それで・・可愛いしさ」

ほら!ほらほらほら!
俺の動き・・見て!感じて!

智くんの尖った鼻の頭をぺろっと舐めて。
そのすぐ下の 口 唇 も 舐 め た。
智くんの 舌 も中から出てきて、自分の 口 唇 を 舐 め る。
そこに俺も・・・参戦。
智くんの 口 唇 の上で二人の 舌 が 触 れ 合 っ て。
絡 め る のか?逃 げ る のか?触 れ る のか?
駆け引きが始まる。


「くっ・・ふふ・・・」

うまく、俺を避ける智くんに翻弄されて、焦って追いかけるのを、智くんが笑う。
中に逃げ込もうとするのを、閉じさせないように、ねじ込んだ。
ついでに・・・下にねじ込んでるのも・・・一緒に。


「んんっ・・ぁん・・
ダンスの時は、あんなカクカクするのに・・・
どうして・・こんな時は・・・すごいスムーズに動くんだろうね?」

そんなのが・・・好きなくせに。



「もっと・・・カクカクしましょうか?」

わざと、体に緊張を持たせた。
カクカクというか・・・ガクンガクンというか?
ズンズンといいますか?


「ぁぁあっんっ」

激しくすると、体が逃げていく。
細い腰を押さえつけて、カクカクガクンガクンズンズン。


頭が仰け反って、智くんのチャームポイントの喉仏を俺に晒す。
あぁ・・もうすぐ・・・なんだね?



身を屈めて、喉仏に食らいついた。