「で?智くんは撮らせたの?」

鋭い目つきになった翔くんが、僕のソコにそっと触れて聞いた。


「ん・・・ダメだって。もう触んないで」

ブルっと体が震える。
まだ、余韻が残った体は刺激に敏感で。
すぐに息が上がりそうになる。


「パートナーとね・・ペアで撮ってくれるって・・言ってた。
いつでも構わないから気が向いたら、連絡欲しいって。
名刺・・もらった」

翔くんの手が離れてくれない。


「ふーん・・・俺も一緒にってこと?」

「うん・・そう。僕は・・ちょっと面白いかな・・って」


払いのけようとする手を捕られる。


「珍しいね。恥ずかしがり屋の智くんがそんな写真撮られてもいい、なんて」

「ん・・アルバム見せてもらったんだけどね。
なんかね・・いやらしさがなかったから」


翔くんの手が離れると、ホッとするのと。離しちゃうの?っていうのと。
矛盾した気持ちに、自分が揺れる。


そんな気持ちを知ってるからなのか・・・
翔くんが僕の口唇を甘咬みしてくる。


「ん・・・・しょお・・くん・・・・」

自分の声を自分で聴いて。
離しちゃうの?の気持ちが勝ったことを知った。








「俺は・・・智くん一緒になら撮られてもいいかな。
でもさ・・二人とも・・裸ってことでしょ?
平常状態でいる自信は・・・・ないよ」


今日2回目。
頭の中が真っ白になって飛びそうな瞬間。
僕の声で部屋がいっぱいになってる。
そんなときだから、翔くんの言葉が耳を素通りした。





「ペ ア ヌ ー ド でも。セ ッ ク ス してるところでも。
あなたが望むなら・・・・俺は喜んで」

「ぁあああっ・・・・!!」

真っ白になった意識の中に星が散らばって飛ぶような瞬間が訪れて。





意識が落ちる寸前。
翔くんが彼の名刺を手帳に挟んだのが見えた。




☆★



なんの雑誌か忘れたんですけども〜(笑)
この映画関係の雑誌祭りの中、と、ある人と話しててですね・・・

とっても期待大なカメラマンさんがいて〜って話から始まり。
その方がどんなことを今までしてきた方なのか、を聞きました。
ライフワークにしてる写真のこととか。
何回か大野さんも撮られてて。
言われてみたら、あ〜〜あの色気たっっぷりの大野さんの写真をね・・・
なるほどね。


お〜〜妄想が広がる!!

って、ことで、中と外のおはなしです。


お名前は書きませんが(笑)
過去に着衣で入浴の写真撮った方だったと思います。
違ったっけ??