「T念?もちろん・・・しやがれの大野会の企画は・・
断ったんだろうな?
俺になんの筋も通さず。
うちの大野さんを一緒に風呂に入ろうなんて・・
ないよな?」


後輩は戸惑い、謝罪の言葉を吐きながらも・・・
その仕事は受けた、と白状した。

『だって・・・智くんと番組でお話ができるなんて!
光栄過ぎて!
言葉も出ませんでした!!』

光栄すぎる、のは当然!
俺の!智くんなんだからな!


「ところで・・T念?
なんでお前も『智くん』って呼んでる?
その呼び方は、俺だけが出来る呼び方だから。
今すぐ変えろ?」


くっそ。
もう、仕事として受けた後だったか・・
どうも、俺は後手に回っていて・・・有効な手を打ててない。


ちょっと待て?
有効な手段・・・
今回のメンツをみると・・どうも、大野さんファンクラブの面々という・・
側面がある。


ならば・・将来的に見て、同じ企画が計画された時のために!
大野智ファンを潰しておく必要があるんじゃないか??
念には念を入れて・・
釘を刺しておけば・・・手遅れ!だった!
と、感じることがなくなるんじゃ?


事務所内には・・ほぼ同期のO田!とM山!釣り仲間らしいK藤!最近急上昇の後輩K瀧!
それに・・O栗くんとか、F原くんとか、A野くんとか。
あとは・・誰だ!?


ニノと松潤にまた、依頼しておく。