唇が、合わせられた。

お互いに小さくため息を零す。


「もう一回、ヤりたいのは、山々なんだけど。
オレも、今日は、もう限界。
あ~しんどかった。
おあずけってさ・・・体力と精神力・・削られるな・・・

にしてもさぁ。
おあずけすると、カズってさ・・・
メチャクチャ・・エロいのな?」


何?何言ってんですか!



「イク寸前で、やめるとさ・・・
なんで?って目して。
唇を舌の先で舐めんの。
それ・・すごいエロい顔だって・・・・知ってる?」



恥ずかしくって、聞いてたくなくって。
耳を塞いだ。
目も伏せたのに・・そんなワタシの目の前におーのさんが・・


「ほらこれ」

スマホの画面を見せられた。
おーのさんの言う・・エロい顔のワタシ。


「ハ◯撮り写真。
どう?いいだろ?宝物にするから」


いいだろ?じゃありません!
顔だけだし・・って、そんな問題でもありません!



今度こそ、ホントにおあずけにしますからね!!




END