「さとしくん!これ見て!これ、面白くね?だって、~~~~がさぁ~~~~~~で!」
スマホの画面見せようと、僕の方に向けるけど。
笑って、動いちゃってるから、画面の中で、何が起こってるのか・・分かんない。
しかも、翔くん・・後半、笑っちゃって、何言ってんのか・・分かんない。
こんな時はね。
翔くんのまんまるの目が細~くなって。
口角も上がって、リスみたいな歯が口唇の間から、覗いて。
ほっぺもキュっと上がって。
すごい楽しそうな顔になる。
きっと、翔くんは、おもしろ動画が楽しくて、楽しくて。
僕を、そんな気分にしてくれたいって、思ってくれてるんだよね?
でもね・・・翔くん。
僕、その翔くん見てると・・・とっても楽しくて、楽しくて。
見えない動画を見えるフリして。
「うん。すっごく、面白いね」
それでね・・・
「翔くん、ありがと」
って。
言うんだ。
でも、ありがと・・・・は。
ホントは動画が面白くって、楽しくなったからじゃなくて。
僕のこと、楽しい気分にしてあげたい、っていう、翔くんに気持ちに・・
ありがと・・・・なんだ。
スマホの画面見せようと、僕の方に向けるけど。
笑って、動いちゃってるから、画面の中で、何が起こってるのか・・分かんない。
しかも、翔くん・・後半、笑っちゃって、何言ってんのか・・分かんない。
こんな時はね。
翔くんのまんまるの目が細~くなって。
口角も上がって、リスみたいな歯が口唇の間から、覗いて。
ほっぺもキュっと上がって。
すごい楽しそうな顔になる。
きっと、翔くんは、おもしろ動画が楽しくて、楽しくて。
僕を、そんな気分にしてくれたいって、思ってくれてるんだよね?
でもね・・・翔くん。
僕、その翔くん見てると・・・とっても楽しくて、楽しくて。
見えない動画を見えるフリして。
「うん。すっごく、面白いね」
それでね・・・
「翔くん、ありがと」
って。
言うんだ。
でも、ありがと・・・・は。
ホントは動画が面白くって、楽しくなったからじゃなくて。
僕のこと、楽しい気分にしてあげたい、っていう、翔くんに気持ちに・・
ありがと・・・・なんだ。