朝になっても、翔くんの熱は完全には、下がらなくって。
仕事前に、薬飲ませないと・・
熱があるままだと、動くのもツライよね。


食事の用意しようと思ったのに。
いらないって・・・


昨夜の甘えん坊な感じの翔くんが、まだ、残ってるのかな?
具合悪いと・・・甘えん坊になるんだね。

うん。
昼くらいに、食べれば・・間に合うかな。
まだ、時間はあるから。

今は、甘えん坊な翔くんに、付き合うね。


だって・・・・・僕も。
翔くんと、このままで、いたい・・から。




翔くん、今日は、ちゃんと意識あるんだね。
僕に、キスしてこない。

うつすと・・って、思ってるんだろうけど。
うつるんなら、もう、とっくにうつってるよね。

同じベッドで寝て。
抱きまくらにされてたし。






目の前に・・翔くんのぽってりした唇があって。
その唇が、乾いてたら。

お水・・あげたくなるもんね。
僕・・何回か、口移しで、お水飲ませたんだけど。
きっと、意識ないよね?

むせないように。
1口ずつ。
ちょっとずつ。

あげて。
その度に、スゴイ満足そうな顔をして飲み込んでた。


あの、翔くん・・・かわいかったなぁ・・・
いつも、しっかりしてるから。
たまには・・

あんな甘えん坊な翔ちゃんも、いいね。