休みはずっと、翔くんと過ごそう。
そう思って。
薬を飲んだ。



翔くんとご飯を、食べて。
穏やかな光が射している遊歩道を散歩して。
楽しい時間を過ごしていた。

でも、途中で邪魔が入る。
電話。

俺?って誰?
翔くんと、過ごすしてるんだから、邪魔しないで!



散歩してる途中で。
急に遊歩道が・・なくなって・・
足を踏み外した僕は、暗い底に落ちた。
身体中に衝撃が走って。
痛みがある。

気持ち悪くなって・・
苦しくて。
胃の中のものが逆流してきて。
全部・・吐き出した。
苦しくて。


タスケテ・・しょうくん・・・・
必死に捕まる、翔くんの手を探すけれど・・
なくて。

手に触れたのが、電話。
しょうくん・・どこいったの・・・タスケテ・・