なんか・・凹んだ。
演技だって、わかってるけど・・

あんな、けなされると・・
あ~ADさんは大変だよなぁ・・




ベッドでゴロゴロしていた。
なんか・・起きて、何かやる・・気力も削がれた・・




「智・・?」
ニノが来て、ベッドの端に座った。
オイラの名前を呼ぶ声が・・ちょっと心配そうな響きがあって。



「・・・カズ・・・今夜・・ちょっとだけ、甘えさせて」
ニノのフトモモに頭乗っけて、お腹に顔くっつけた。
ポニョっとした、お腹に顔を擦り付けると・・
心地いい。

背中に手を回す。




「やっぱり、ちょっと、キテましたね?」

「うん・・ちょっと・・ヤラれちゃったかな・・」

「早いけど・・もう、一緒に寝ましょうか?」




そう言うと、ベッドに横になって。
おでこにチュっと音を立てて、軽くキスして。
ニノの胸に顔をくっつけたオイラの背中をトントン・・って。
軽く叩き始めた。


なんか・・・子供の頃、やってもらった・・・



眠くなってきて・・・



「みんな、智のこと、大好きだからね・・・」
わかってるけど・・・
ニノが言ってくれた、その言葉で、すごく・・安心できて・・




眠りに落ちていった。