ニノがゲームをしているのをソファーで寝転びながら、眺めていたら・・
いつの間にか眠ってしまった。


ただ、眠っていても、体が動かせないだけで、意識は起きてる。


ゲームを止めたニノがこっちを振り返ってみた気配がする。





「翔さん、寝ちゃったんですか?」
近づいてくる気配がして・・・


「ワタシの前で無防備ですね」
フッと、笑った気配がした。
・・あんまり、よろしくない・・展開が待っていそうな予感・・



動かないと、なんか・・されそうな・・



焦る意思とは裏腹に、動かせない体。
声すら出ない。



離れていった・・と思ったら、すぐに戻ってきて。



「ちょっと、これ、借りますね」
何???何?ナニ??なに??
ちょっと・・怖いんですけど・・・


動いて!俺!


俺の腕をバンザイさせて、手首を何かで縛って。
次に足首も。



「翔・・さん・・起きて・・」



ニノの声が・・艶っぽくて、怖いんですけど・・・
俺、これから、何、されるんですか??!!