「翔さん・・今夜だけでいいから、オレのロボットになって。ちゃんと、三原則守ってね」




有無を言わせないような口調で言われたので、頷くしかなかった。
三原則・・遠い過去に読んだきりだが、なんとか、思い出せた。

なんで、急に?
さっきまで、潤が読んでた本の題名をみて・・納得。
これのせいか・・・名作だが・・ハタメイワクな本だ・・・





「翔さん、一緒にベッド入って、プラネタリウム、見ようよ」

プラネタリウム・・・どこにしまってあったか・・
半ば、ガラクタ置き場になっている、部屋の片隅の荷物を避けながら、探した。
ようやく見つけて、箱を持ち上げようとした時。

ものすごい音を立てて、積み上げていた荷物が崩れてきた。

痛っ・・・


「翔さん、全然、身を守れてない!」
そこ、笑うトコじゃないだろ・・・





「プラネタリウム、いいね・・。翔さん、ありがと・・」

ベッドの中で、抱きつかれると・・
色々と、不都合があるんだけど・・
潤をいただいちゃって、いいですか??



「ぁ・・ん・・・・しょう・・さん・・・きょうは・・オレの命令・・・きいてよ・・」

ハイ。なんなりと・・ご奉仕いたします・・・




ご奉仕させていただきました。
満足していただいたようで・・・・
俺も・・・・満足いたしました。






「翔さん。お風呂、一緒に入ろうよ」
え?いつも、一人がいいって、俺のこと、置いてくのに??

「翔さんのせいで・・疲れちゃったからさ・・・中で寝ちゃって、溺れないように・・して?」
溺れる危険を看過するな・・ね。




「翔さん、後ろから、支えててよ」
あ~ショコ潤スタイルね・・・
俺の脚の間に潤を座らせて、後ろから、抱きしめた。







「これをね・・・翔さんに・・・ヤッて欲しかったんだ・・・・」