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いつやるか?
いまでしょ
のフレーズでお馴染みの林修先生
その林先生がMCを務める『林先生の痛快生きざま大辞典』
漫画ではありませんが、その番組で紹介された武論尊さんの著書“下流の生きざま”をお勧めします
武論尊さんといえば言わずも知れた『北斗の拳』の原作者
少年ジャンプで約30年前に連載された作品にもかかわらず、いまなお熱狂的なフォロワーがたくさんいます
なにより凄いのが連載2週目にして読者投票トップにたつと、それから3年間その座を守り続けた伝説の作品
“下流に生きざま”というタイトルからすると、自分を卑下しているようですが、決してそんな内容の本ではありません
本の表紙にはこう書かれています
「誰もケンシロウにはなれない。カッコ悪くたっていい」
「ジャギのようにしぶとく生きろ!」
武論尊さんが北斗の拳の登場人物で一番好きなのが『ジャギ』
北斗の拳には四人の兄弟が登場します
ラオウ・トキ・ジャギ・ケンシロウ
他の三人がとてつもなく強い
北斗の拳は一子相伝のため、どうあがいても伝承者にはなれない
本当は力があるのに誰も認めてくれない・・・
たぶん、上流に行こうと思うから、負けるんだよ。
下流なら下流の意地で、下流で生きてみろって。下流の生き方だってカッコいいと思うぞ。
意地があるから、その辺のヤツには負けないだろうし、いずれ下流からはい上がって、上流を食ってしまえばいいんだよ。
自分より圧倒的に強いヤツと戦うためには何かを持たなければいけない。それが意地なんだよ。
憎悪でも、嫉妬でもいいから、持っていれば戦っていける。それがオレらの一番カッコいい生き方じゃないかな。
(下流の意地で上流を喰ってみろの項より一部抜粋)
私も齢(よわい)を重ねて四十を過ぎてしまいました
日本人の平均寿命80歳まで生きれるとしたら残りの人生の折り返し・・・
子供の頃夢みていた理想と現実のギャップ・・・
そんな閉塞感のなかこの本を読んで少し気持ちが前向きになれました
格差社会ともいわれる現代でしぶとくしたたかに生きること
地位や名誉や金がなくたって意地は誰にでも持つことは出来る
そんな生きるヒントを武論尊さんは教えてくれました
追記 この本を読んで知ったこと・・・
それは、あだち充さんと武論尊さんが飲み友達という事です(笑)
ブロンソン繋がりで、みうらじゅんさんと田口トモロヲさんのユニット・ブロンソンズ「マンダム~男の世界」
https://www.youtube.com/watch?v=D1bXR1csyIQ