明日の方針を建てるというのは、トレンド判断、調整の動き、自分がどの動きを狙うのか
という風に、学んでいる多くのことを踏まえて考えて行きます。
ですので、自分の理解度に合わせて出来る範囲で少しずつ進めていけば良いと思います。


前もって方針を建てておくと、場の動きを見て冷静に対応することができるのですね。

みなさんの取引を思い出してください。
想定外のことがおきて、身動きが取れなかったことがありませんか。

身動きが取れないと困るのは、ポジションを持っていて損切りできなかったときや、
セオリー通りの動きなのにその時の相場観、感情が影響してセオリーどおり取引できなかった時ですね。

あるいは、買いを狙っていたのに、一気に下落する動きを見て方針になかった売りでエントリーをした。
すぐに値を戻し、損切りになった。

勢いにつられてしまっての売買、これで損失は精神的にもダメージ大きいですね。

そういったことを極力減らす為に方針を建てておく必要があります。


方向を当てるのが目的ではありません。

例えば、
上昇するのなら、こういう動きになる。
下降するのなら、こういう動きになる。
転換になるのは、ここを割り込んだとき。
上昇するのなら、これぐらい上昇しておかないと
物足りない上昇になる。
調整は、十分なので、早い時間から買いを狙う。
そろそろ調整が欲しい所なので、調整の動きを待ってから買いを狙う。

このようなことを、方針に反映していきます。

前日に明日の方針を考えますが
当日の寄り付きや、動きを見て、
修正していきながら、対応を考えることになります。

お金というのはとても大事なものです。

「だけどお金よりも大切なものもいっぱいあるよね。」

こんな言葉をよく聞きます。

お金より大切なものはあるのですが、この様なセリフを言う人に限って稼ぐことができずにお金でストレスを感じているようです。

そしてそのストレスにより自分の人生を楽しいものにできずに行動も起こせずにいるようです。

私もお金がすべてではないと思っていますが今の社会お金がなければ生きていけないのも事実です。

私たちが生きていくためには食べていかなければなりません。

着るものも必要ですね。

そしてゆっくりと眠れる場所も必要です。

衣食住というのは生きていくために必要なものなのです。

そしてその衣食住を満たすためにはお金が必要なのです。

またお金にある程度余裕があると幸せと感じることもできるのです。

どれだけのお金があれば幸せを感じることができるのかは個人個人の生活レベルによっても違いますし個人の考えによっても変わってきます。

今の日本で経済的に自由だと感じるためには年収3000万円あれば十分でしょう。

年収3000万円なんて夢の夢だと思われる方も多いと思います。

現在の日本で生きている人の年収を見ると年収3000万円を超えている人はほんの一握りです。

年収3000万円というのは一般的に考えるとちょっと現実的ではないかもしれませんね。

でも年収3000万円は非現実的な話ではないのです。あなたの身近にも年収3000万円以上の人が少なくとも数人いるのですよ。


その年収3000万円を目指すためにもまずは手の届きそうな年収1000万円を目指していただきたいと思います。

年収1000万円は月収にすると83万円ほどです。

目標はちょっと上を目指すのがいいので月収100万円にしましょうか。

月収100万円あれば普通の人がストレスなく豊かさを十分に味わえる金額だと思います。

よほどの贅沢をしないかぎりお金に不自由することはないでしょう。

サラリーマンをやられている方が月収100万円を達成するのは非常に難しいでしょう。

月収100万円を稼ぐためには勤めている会社で300万円以上の利益をださなければ手にすることはできないでしょう。

自営業の方でも普通に商売をしているだけでは月収100万円を得ることは難しいでしょう。

同業者と同じ事を行なっている限り月収100万円を得ることはできません。

いろいろなことを考え実行し、お客様を楽しませ満足させつづけなければ達成することは難しいと思います。

私たちが行なっている相場の世界というのはこの月収100万円を稼ぐことができる世界です。

しかし、勉強もしないで楽に月収100万円を稼ぐことはできません。

相場の世界はプロを相手に勝負をしている世界です。

あなたの損失が私たち相場塾の講師の利益になっている可能性もあるのですね。

真剣に勉強をして相場塾を卒業した卒業生の方の利益になっている可能性もあるのですね。

そんなの寂しいですよね。

ですから真剣に勉強をしてほしいのです。

一緒に儲けていただきたいのです。

相場の世界で月収100万円を手にすることは夢ではありません。

長くトレードを続ける場合に考えなければいけないのは連敗の可能性です。

裁量トレードで大体100回位の売買をすれば自分の勝率などがわかりますね。

では、どの位の勝率ならば連敗する可能性が何回くらいあるのでしょう?
それを見ていくことにします。

勝率50%のときは負ける確率は50%です。

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0.5...負ける確率10回に5回

0.5×0.5=0.25...2連敗する確率10回に2.5回

0.5×0.5×0.5=0.125...3連敗する確率10回に1.2回

0.5×0.5×0.5×0.5=0.0625...4連敗する確率100回に6.2回

0.5×0.5×0.5×0.5×0.5=0.031...5連敗する確率100回に3.1回

0.5×0.5×0.5×0.5×0.5×0.5=0.015...6連敗する確率100回に1.5回
--------------------------------------------------------------

勝率50%の場合には、この様な連敗確率になります。
逆に連勝の確率も同じなのですね。(笑)

つまり勝率50%だと100回のエントリーすると6連敗することもあるのですね。


資金管理をする場合、自分の勝率など考え連敗してもまだエントリーできる資金がどの位あるのかを考慮しないといけません。

日経225先物のトレードから撤退する人の場合、ほとんどこの事を考えずに参入しています。
リスク管理をしっかりすれば利益を上げ続けることができるのに撤退する人が後を立ちません。

また、撤退する人の傾向として意味もなく両建てする人があります。
両建てには何の意味もありません。手数料だけがかさむのです。


考えなければいけないのは

・最大ドローダウンの可能性
・連敗する可能性
などです。

マネーマネージメントの第一の目標は、マーケットで自分が生き残ることです。
トレードというビジネスを継続することが不可能になるような事は絶対にしてはいけません。
相場から退場する怖れのあるリスクを回避することが重要です。


第二の目標は、着実なリターンを稼ぐこと。
第三の目標は、着実なリターンを継続させることです。



肝に命じて欲しいのは、「私たちは生き残らなければいけない」が第一の目標であるということです。
当初資金から損失が出て資金が減った場合に、元の資金まで回復するには何%の利益が必要となるでしょうか。

ドローダウン      回復のための収益率

10%           11.1%
20%             25%
30%           42.9%
40%           66.7%
50%            100%
60%            150%
75%            300%
90%            900%

40%減少すると、損益をトントンにするには66.7%の利益が必要。
50%の損失では100%の利益が必要。
トントンにできません。

当初資金が100万円だったとすると、40万円の損失が出て残金が60万円になると100万円に回復するためには
60万円に対して66.7%の利益が必要になるということです。
50万円の損失を出すと、残金の50万円に対して100%の利益が必要になります。

あまりに多くの損を出すと待っているのは市場からの退場です。
これだけは、絶対に避けなければいけません。

資金管理の全体的な考え方


資金管理の全体的な考え方は、取引口座の証拠金残高・想定される最悪のケース・ドローダウン売買による証拠金の成長率・リスクの適量化です。

もうひとつ重要なのは、自分の使用している手法のプロフィット・ファクターが1以上でトレードに使う証拠金が十分余裕があることです。

その条件を満たして適切な資金管理と組み合わせることですばらしい成果が期待できます。

ただしファンドマネージャーなど機関投資家がしているポートフォリオ理論などは、個人にとってメリットよりもデメリットのほうが多いので注意しましょう。

ポートフォリオはリスクを分散するために多くの銘柄に投資する手法ですが、個別株など多くのトレードをすると いざというとき対処が困難になってしまいます。

「すべての卵を同じバスケットに入れるな」という考えで多くの銘柄を取引するのでしょうが 個人では資金が限られていますので、バスケットに入れずに少ない銘柄を両手で落とさないように大事に運用することを目指すべきだと思います。


次の項目を見てください。

・価格の動きは合理的なものではない。
・利益の可能性は、リスクの可能性の線形関数ではない。
・リスクを取ったからといって、利益が増加するわけではない。
・リスクの大きさは、トレードの手段とは関係がない。
・分散は必ずしもドローダウンを縮小することにはならない。


もしこのときリスクを取りすぎているとマーケットからはじき飛ばされ次のトレードができなくなってしまいます。

予測可能な範囲内にできるだけ多くの事柄を取り込むにはトレードにかかわるもの全体を防御優先に構成しなければいけません。

※「最善を望み、最悪に備えよ」ということです。

確率論的考え方


これから書く内容は、勝ち組の人と多くの負け組の人とを区別する核心的な内容となります。

テクニックが身についている方は、これを理解することで一気に世界が開けるかもしれません。

テクニカル分析よりも重要と言っても言い過ぎではないと思います。


テクニカル分析など技術的なことは、学習すればだんだん身についていきますが
精神的なことは、納得し意識して変えないと変わりません。

しかし、納得して意識が変えることができるとその考えが常識になるのです。

確率論的考え方をぜひ身につけてください。


■確率論的考え方

相場というものは、ランダム(不確定)な要因を含んでいます。
さまざまな分析をし、同じ局面だと思っても
全く同じではないということを心の奥から認識しておかなければいけません。

全く同じという状況を考えてみると
その時、同じ参加者で、参加者全員が同じ考えをし、同じ数量で、同じ価格でエントリーする。
同じチャートとなると前日も関係してきますし
これはあり得ないというのはすぐ理解できるでしょう。

チャート分析や、経験則に基づく可能性の高い事象を見つけてきて
確率的にそうなる可能性が高いと分かったとしても
前回と同じではないということに変わりはありません。

相場で毎回勝てるような指標などを探し出すと勝てないサイクルに嵌ります。
毎回勝てるような指標を追い求めている人は、
何度か反対の動きをすると、指標やチャートのせいにして
もっと機能する指標やチャートはないのか、パラメータは?と探し始めます。
なんとかして、機能する指標を探したとしても、また考慮に入れていない事象や
ランダム要因によって裏切られます。
そしてまた機能する指標チャートを探す旅にでます・・・。
俗にいう「聖杯」探しですね。

こんな事書くと相場塾で勉強しているテクニカルなんて意味がないもので、
幻かとか思われるかもしれませんね(笑)

我々が目指しているのは、勝つことですよね。
勝つことと言うと語弊があるかもしれません。
我々が目指しているのは利益を上げることですね。

勝つこと=毎回勝つ、ではありませんね。
勝つこと=一定期間で利益が損失を上回る。

負けても問題ありません。勝つことは嬉しいでしょうが、
1回の結果ごとに喜んでも意味がありません。


「そんなこと当たり前でしょ」
と思われているかもしれませんね。

ここでご自分の過去の売買履歴を思い出してみてください。
・決めていた損切りができなかったことはありませんか?
・今までエントリーしていたポイントで、負けが数回続いたからといって見送ったことはありませんか?
・損切りするべきところでナンピンしたことはありませんか?
・損切りポイントが来たのに、普段損切りの判断に使っていない他の足や他の材料を探して損切りしなかったことはありませんか?

これらのことは、結局、1回の結果を求めていることなのです。
つまり 「毎回勝つことを目指している」 といわれてもしょうがないのです。


あなたはラスベガスに行った事ありますか?
行った事なくてもテレビで見たことがあると思います。
豪華ホテルが並んでいますし、お金のかかっていそうなショーが無料だったりします。
オーナーはさぞ儲かっているんでしょうね。

ご存知の方も多いでしょうが
カジノは、一定の率で胴元が有利になっています。
これがオーナー側の儲けになります。
ルーレットは、1から36までと0と00で38個ありますが、配当は36倍になっています。
つまり 2/38の5.2%がオーナー側の収益の源なのですね。
ルーレット以外も、同様に胴元が有利になるように出来ています。

宝くじのロトなんかで、何億円も当たったとニュースになりますが
一定額を控除して当選金にしていますので、オーナーの腹を痛めるわけではありませんね。

日本の競馬や競輪、宝くじなんかも同じです。

オーナーの収益は、誰が勝ったのかが問題なのではなく
カジノの掛け金が大切なのです。多くの人に来ていただくことが儲けにつながるのです。
1人の1回の勝敗なんか全く気にしていませんし、収益に影響を与えません。
※ルール違反は問題でしょうが。

参加者の1回の勝敗などは、ランダムな要素が強いですね。
ロトで当たるなど考えてもランダムとしか考えられません。
しかし、ランダムなところから収益を得ているのがオーナーなのです。

1回ごとの収益にスポットを当てのではなく、収益の上がるルールで
ルール通り多くの回数を実行する事こそが儲けになっているのですね。

相場で利益を上げるためには、カジノのオーナーのような考え方を取り入れることです。
これこそが、ランダム要因を含んだ相場で勝つことに繋がるのではないでしょうか。

不確定な個々の事象から安定的な収益を得る。
数をこなすことで確率を味方につけることができる。
カジノの経営者と同じように、確率が有利なことを繰り返す事によって収益を得る事ができるのです。

このことを本当に理解すると、1回のトレードに対する価値が非常に低くなります。

つまり、ここで大切なのは、決められたルールを守ることになります。
ルールが守られていれば、あとは回数をこなす事で利益がつみあがっていくという事です。
ルールを守ること=勝つこと
になれば、1回の勝敗には一喜一憂しなくなります。
損切りになったとしても、青ざめる事はありませんね。
損切り=負け
ではなく、
損切りのルールを守った=勝つこと
になります。
もちろん
利食い=勝ち
でもありませんし
ルールを破った利食い=負け
になります。

ルールを守るということにスポットを当てる事によって
1回のプレッシャーから解き放たれますね。

多くの方は、1回の勝敗にこだわっているように思います。
相場では、9割の方が負けているということの背景には、こういったこともあるのではないかと思っています。
つまり、この考え方ができていけば、勝ち組に入るのは難しくないと思いませんか?

相場で財を作った人が、テレビで取り上げたりしますが
お金をお金だと思っていないという発言がよくありますね。
相場がつまらない、飽きてきたという発言なども。

傍から見たら、麻痺してるのだよ。と思いますよね。
私の解釈ですが、これはお金がありすぎるというよりも、ルール通りすることに集中しており結果としてお金が増えていっている。収益にスポットが当たっていないからこういった発言になるのでは。
また勝ってくるとつまらない・飽きてきたというのも
結局ルールを守ることだけに集中してくると、単純作業のようになってきます。
ワクワク感もありません。そういったことからつまらないということになるのではないでしょうか。相場を楽しんでいる私はまだまだですね(笑)

ドラクエのカジノでコインが増える台が分かったら、ボタン自動で押してくれないかな~と思うでしょ。
それと同じですね(笑)


文章中に「ルールを守る」というとシステムトレードを想像されるかもしれませんが
裁量トレードとシステムトレードの違いは以前書きましたが
裁量でも基本となるルールがあるのでしたね。
つまり裁量トレードも確率論的考え方を身につける必要があります。
というよりも、自己規律が必要な裁量トレードこそ確率論的考え方を理解しなければいけません。

短期的には運が能力を凌ぐ場合もあります。
しかし長期的に見れば技術と規律をもった少数のプレーヤーだけが
ランダムな偶然を打ち負かすことができるのです。


考え方を変えるのは、ここを読んだだけで変わるほど、簡単ではありません。
しかし、簡単ではないことを出来たら、世界が変わると思っています。

この内容は、是非何度も読み返してください。
そして、実践をしていくことによって本当に身につきます。
特に、負けが続いた時、または、エントリーや、損切りに躊躇しそうになったとき読み返していただければと思います。