言葉がすべて…
女は時に、そんなふうに思う

大事にされている証を
言葉という目に見えるものに求めてしまう

自分の想いを伝えたくて
長い文章に乗せて送ってしまうことも、以前はよくあった…

けれども…
言葉を超えるものが、今はあるような気がする

それは、すべての人との間に起こるわけじゃない


言葉はいらない
ただ同じ場所に
同じ想いで立っていれば良い…

その積み重ねだけが
深い絆になる


特別な言葉がなくても
何もしてくれなくていい
ただそばにいて…
それだけでいい…


それが、出会った頃からのそのひとの本当の願いだったのかもしれない

辛辣な意見や苦言も
今は、必要ない

ただ神さまに祈れば良い

例え回り道をしても…
誤った選択の結果、痛い目に遇うことになっても

本来の使命を忘れず
ただ真摯、誠実に
欲に溺れることなく
良い方向へ導いてくださいと…


ただただ祈るだけ…


いつの日か…

私の大切なひとが、
ひとりでも多くの人に
慕われ、尊敬されたら…


私の仕事は、成功したと…
私の存在にも意味があったと思えるかもしれない。


その日のために
今を生きている。

雨が降りだしそうなのに

傘を持たずに外へ出た

濡れても良い

ううん…

むしろ…
濡れたかった

出来ることなら…

ずぶ濡れになって…
なにもかも…
洗い流したかった…

世の中というものは
どうしてこんなに…
うまくいかないんだろう


やっぱり
雨が降りだして…

強い雨になって…

思い切り
ずぶ濡れになった


私の今の心そのままに…

濡れても濡れても
すっきりすることもなく
ただ冷たく身体にしみ込んでいくだけだった

ただ冷たくて…

たったひとつの
愛が欲しかった


雨に濡れたかった

意味はないけど
ただ濡れていたかった
歳を重ねても尚
素敵に輝き続ける人は、
何十年経っても変わらない魅力と…
長い年月を積み重ねてきた、変わり続けてきた魅力を兼ね備えているような気がする。

変わることも
変わらないことも
どちらも大事だと考えさせられる。

変わらない想い
夢を持ち続けること

自分の軸となる、
そんな原動力を持って
輝き続ける自分であるためには…

時には、周りの状況に合わせて、柔軟に対応、自身が変化していくことも必要。
それが、高みへ向かえる成長に繋がるものであるなら、変わることは大事。


数十年ぶりに会う人たちの中には、
たまに残念な変わり方をしている人もいる。

様々な困難にあって
不治の病に冒されても
身体が不自由になっても

ちゃんと輝き続けることはできる。

人を恨み、自分の状況だけを嘆き、誰かを責め、自分のしたことを認めようとせず、開き直り…

そんなひとに神様は、
手助けなんてしてくれない。
常に自分自身と真摯に向き合い、向上していく姿勢が、その人を魂の根底から
輝かせるのではないかと思う。

変わらないこと
変わっていくこと

どちらも大切。