今年に入ってからのカイト
どんどん自我が芽生えてきたのでしょうか。
特に眠かったり、機嫌が悪い時、
自分の思い通りにならない時、ものすごい勢いで泣いて
必死で自分の意思を通そうとするようになりました。
先週、実家に帰った時が初めてだったのですが。
実家にいた間、何度かあり、
ひどい時には3時間もひどい泣き方をして、
自分の意思を貫き通そうと必死なカイトを初めてみました。
私もこんな事初めてだったので、一緒に必死なカイトと付き合ってみるべきか
突き放すべきか。
やっとこちらの言っている事がわかる歳になってきたといっても
まだまだ2歳未満。まだまだ言葉も単語ばかりで意思疎通は出来ない歳。
親としての対応、正直悩んじゃいました。
そんな時、スマイルのイベントの日が来ました。
今回は親子別々の教室で、
母親は保育園の園長先生の話しを聞いたり、おもちゃ作り体験をし
その間、子供達はいつものスマイルの教室で
いつもの先生やボランティアの方々と遊んで過ごすというイベント。
いつかは体験したいと思っていたけどなかなか出来なかった親子別々体験。
今回が初体験でした。
その日のカイト、朝から機嫌がとても悪く、
朝、いつもより起きるのが遅かった為、パパと会えなかったことが事の始まり。
そこから着替えるのもご飯を食べるのも
大声で『いやーイヤー
』と反発しまくり。
集合時間が決まっていたので、なんとか義母にも手伝ってもらい
いざスマイルへ。
行きの車の中で、車の中にあったおもちゃを私が置いていったことが
気に入らなかったみたいで、
『わんわーん。わんわーーーーん
』と
置いて行った犬のおもちゃの事を泣き叫びながら、
ベビーカーのベルトも肩から外し、今にも転げ落ちるような姿勢で
ずっと叫び続けていました。
もうこうなったら私が何を言ってもダメです。
必死でカイトを抱きかかえ、ヤマトの手を引いて、
なんとかスマイルの教室まで連れて行きました。
もう集合時間ギリギリでした。
そんなカイトを見た先生、すぐにカイトの所へ飛んで来てくれ
おもちゃを与えたり、すべり台やカイトの好きなメダカの水槽の所へ
連れていったりと色々やってくれていましたが。。。
カイトの泣き声、余計火がつくばかり。
『ママ、もう隣の部屋に行っちゃって。あとは任せて』という
先生方の言葉を信じ、私はヤマトの確認をし、隣の教室へ行きました。
ヤマトったら泣き叫ぶカイトを見て、私のバッグの中からお菓子を見つけて
『どーぞ。どーぞ』と言っていました。
親子別々時間は約1時間半。
その間、私は子供のおもちゃ作りをしたり、
園長先生の話しを聞いたりしていましたが、
もう2人の事が心配で心配で。
でも、子供がいない静かな教室で他のママとワイワイしながら
一緒におもちゃを作ったり、園長先生の話しを聞く時間、とても新鮮でした。
そしてその別々の時間も終了し、子供達がいる教室を覗いてみると・・・。
2人とも楽しそうに遊んでいました。
カイトなんてさっきの泣いていた姿、信じられない程の笑顔で
『キャーキャー』言ってはしゃいでいるではありませんか~。
そしてママを発見した2人。
『あれ?ママ。何処にいたの?』と言う顔をして私を見る2人。
ホッとしました。
何日か前、カイトの事でスマイルの先生に相談をしていたので、
実際にカイトの状態を見てもらった先生に話を聞いてみました。
男の子の方が自我が強い子が多く、
大人の言っている事がわかってきたが、自分でうまく話したり
伝えることが出来ない2歳前の子の方が
自分の意思を貫こうとママや大人の気を引こうとして
必死に伝えようとしてワーとなるとのこと。
カイトくんの場合、もしかしたら、
双子ならではの、どこかでママを自分だけの物にしたいとか
我慢をしている事があるのかも。
それをあういう風な態度で意思表示したり発散しているのかもしれない。
ママはそれにカーッとなって一緒になってわめいて怒ったり闘ったりせず
出来る限りカイトくんと付き合ってあげてください。
カイトくんの成長の過程ですよ。成長している証拠ですよ。
と言われました。
そしてそれを発散出来ず溜めこむより、ああやってカイトくんなりに
発散出来た方がいいんじゃないかな。と言われました。
1歳と10ヶ月。
まだまだこれから色々な子育ての悩みたくさん出てくるんだろうな。
でもママがいない教室で遊んでいる2人の姿、
そっと覗いてみたかったな。
私が思っている以上に2人はママがいなくてもしっかりと
楽しそうに遊んでいたみたいでした。
親子別々教室、体験して良かったです。