ここのところの異常な暑さの中、皆さまいかがお過ごしでしょうか?
大変遅くなりましたが乳がん術後の病理検査の結果をご報告いたします。
ステージ1
右胸部分切除
リンパ節転移無し
という結果でした!
そして抗がん剤治療は無くホルモン治療の予定です。
今のところこれはとても良い結果だったのではないかと思っています。
コメントで温かいメッセージをくださった方々、「私も手術したよー!」という激励をくださった方々、そうじゃなくても私の身を案じてくださっていた方々、お祈りしていてくださった方々、本当にありがとうございました!
現在は放射線治療が終わり、傷の治癒を待ちつつ今までより少しおとなしめに生活をしている感じです。
実は現在の病院にかかる前、別の病院で乳がんが発覚しました。
その病院では「部分切除では形もいびつになるし、他の部分にもがん細胞があるかもしれない」という事で右乳房全摘手術を勧められ、私自身その覚悟も出来ていました。
ですが友人の紹介で現在の病院に移ったところ、ドクターがギリギリまで検査をしてくださり、その結果「部分切除でいける!」という判断で、ただ胸を残すどころかとても綺麗な形で残してくださいました。
最初の病院の「リスク回避の為に全摘出」というのも一つの判断だったと思います。もしかして残っている可能性も否定は出来ないわけで、再手術という事もあり得るわけですから。
ですがそのリスクをドクター自身も負い、難しい手術に臨んでくださったお医者様。感謝の言葉では言い尽くせないものがありますが改めて、本当にありがとうございました!
まだまだ治療は続きますが、ひとまず今回の手術で一番きつかった事は実は”蕁麻疹”です。
術後からすぐに手足に痒みが出始め、あっという間に大暴走!
頭の先からつま先まで全身に蕁麻疹が出て、人生初のステロイド剤にお世話になりました。
皮膚科のお医者様は一様に「原因不明」と言うのですが、ネットで調べたところ乳がんに限らず外科手術を受けた人は結構この謎の蕁麻疹に悩まされて「術後蕁麻疹」と呼んでいると知って少し安心。
でもその蕁麻疹も最近は大分落ち着いてきているところです。
がんの告知を受けてから手術まで「全摘上等!切るなら切れやーっ!」位の意気込みはあったのですが、実際のところ「結構ハードコアですね…」というのが正直な感想です。治療も長期戦ですし。まあ私程度の手術、病状からすると「それくらいで」と思われる方もいるという事も重々承知の上ではありますが、率直な感想として。
癌に限らず人生には様々な選択を迫られる瞬間があります。
現代はその選択肢というのが昔より恐らくずっと増えていて、「選べる」というメリットと同時に選択できるが故の悩みも増えたのではないかと思います。
どんな選択をするかは同じ問題でも人によって様々で、例え同じ選択をしても 結果は人により様々なものになると思うのです。
そんな中で自分の選んだ事に、結果に、後悔をしない心のあり方でいられるような、そんな生き方が出来たらいいなと思っています。
改めましてこのブログを読んでくださっている皆さまに感謝を。
そして…、これからもよろしくね!!