65 パリジェンヌ ( Parisienne ) と デート ④             

🚪 Knock グー  Knock グー Knock グー

 

  『  Bonjour.  Bonjour.  Dotped さぁ~ん

       おはようございま~す ハート  』

 

    爽やかで 弾んだ 明るい声が 聞こえる。

 間違いない! 秘書のオードリー(仮名)だ 。

    日本語の挨拶ぐらいは 出来るのだろう。  

 

 

                      ◇   ◇   ◇   ◇   ◇   ◇   ◇   ◇   ◇   ◇

            

 

    Dotpedは 昨夜 いつものように 出来るだけ早く

    体の時差を 現地時間に合わせる為 夕食後は 

     サウナと ランニング・マシーンで 汗を掻いて 

      誰もいない プールで軽く泳ぐ。

 

    部屋に戻り ベットに入ると 長旅の疲れも伴い 

     ぐっすり眠る事が 出来たと言う。 

    

                   

 

 

   ドアをノックされるまで 久しぶりに味わった 朝食の

    本格的な パンペルデュデ(Pain perdu) フレンチトーストも 

     何処を どう通って胃袋に収まったのだろうと言う。     

    

   昨日の事を思い出すと トーストの欠片が まだ喉に

         痞(つか)えているのではと思うほど 形容しがたい

     忸怩(じくじ)たる 思いだったと言う。

 

 

 

   弾んだ声 を 聞くと グリーグのベールギュント

        ≪ 朝 ≫ の曲のように 爽やかで

    急に喉と胸の 痞えが下りた 気がしたと言う。 

              * 「ペール・ギュント」 から 「朝の気分」 グリーグ - YouTube

     

    吾輩は それほど繊細ではない紫蘇焼酎なので
     Dotpedの心境を察する事は 容易ではないが
      毎日 水や氷で 割られたりしているうちに
      円やかになり 今は その気持ちも 
               分かる気がする。
 
 
 
         オードリーは 部屋に入ると コートを脇に抱え

     吃驚(きっきょう)している Dotpedの顔を 優しく

      包み込み 同情を 感情と共鳴させるように   
       コートを椅子に掛け 斜め向かいに座る。
 
   
         フランス語フランスではなく Dotpedにも分かる 綺麗な
           King's English イギリスで 囁くように 👄
       『 昨日は 本当に大変でしたねぇ 』  
                 『 私 今日は ・・・ 』  
 
 
 
         何を言い出すのか 何が始まるのか Dotpedは
     喉の渇きを抑え ぼーっとする 目を凝らし
      火照る耳👂を傾ける。
 
 
 
 
      オードリーは 割と小柄ではあるが 均整の取れた
      華麗な体を斜めにし 脚を揃えて座る。
 
 
    浅いスリットスカートから覗き見える 何とも艶めかしく
     浮かび上がる 白い脚は 濁った映像感覚でいた
      Dotpedは 目のやり場に困る。
 
 
 
    恍惚として 眺めるわけにはいかず
      部屋のカーテンを開け 窓際に立つ。
 
    平静を装っている顔が 眩しい朝陽の 
           優しい色を映し 少し赤らんで見える。
          
      
 

        オードリーは Dotpedを 優しい目で見ると

     潤う ルージュの唇(La lèvre💋から 

      意味深長のような 言葉が ・・・・

      

   『 私 今日は車で 自宅から 直接来たのよ ハート 』 

   
 
   
            ◇   ◇   ◇   ◇   ◇   ◇   ◇   ◇   ◇   ◇
 
 
 
    吾輩も 紫蘇焼酎でありながら 円やかな
     味わいの 焼酎の喉が渇いてしまった。
      ここらで休憩し 続きは次回へ ・・・
    
     何と オードリーも  『 大丈夫 そうしましょう 』 
    艶っぽい相槌を打つ ??? その意味は ・・・
     
             ハートハートハート