花組千秋楽のライブ中継を見ました。
映画館に行くときも、出た時も冷たい小雨でした。
さすが、雨女。
11月の宝塚大劇場以来の花組でした。
全体の印象はそれほど変わってはいないのですが、雪華抄は踊りこんでいるだけあって、見応えがありました。振りをなぞっているだけではなく、踊りに感情が現れていました。
春を称え喜ぶ高揚感、粋な民謡歌い継ぎはより粋に、鷲と鷹の対決はより鋭く。
スクリーンで、みりおさんの黒目がぎろり、ぎろりと動くのまで見えて感動です。
れいちゃん(柚香光さん)の踊りも、きめるかっこよさだけではなく、やられるかっこ悪さも手に取るようにわかり、やるな、って感じでしたね。
安珍と清姫は・・私には安珍の妄想劇場に見えてしまうんですね。感情表現マックスのみりお(明日海りおさん)と、硬い表情のかのちゃんの対比からかな。
梅の花が膨らむ季節に見ることができて、素晴らしいショーでした。
コンサバは、それぞれの役の深みが増してました。
かのちゃんの退団公演で、千秋楽で、みなさん大熱演でした。
宝塚で見た時は、結婚前のタルハーミネはもう少し柔らかい感じでしたが、今日は、すでに大人の強い女性になっていました。ギイと瓜二つな激しい女性でした。だからこそ、最後の彼女の愛の告白がクライマックスになるのでしょうか。
ギイも熱く激しかったですね。なんでですか?生まれつき?
なんで二人出会ってしまったんでしょうね。出会わなければ砂漠で死ぬこともなかったのに。
でも、出会わなければ砂漠の伝説は生まれないし、出会った二人は愛し合って幸せになったのだから、やはり出会うべくして出会ったのでしょうかね。
ギイとタルハーミネ、ジャハンギール、れいちゃんと熱いチームに対して、アムダリア、ピピ、ジャー、ビルマーヤ、ゴラーズさんの静かなチーム。
ストーリー的には、私は熱いチームがどれほど涙しようと自分の感情をぶつける涙には心は動かされないのですが、静かなチームの、相手を思いやりいたわる涙にはもらい泣きしちゃいます。・・アムダリアもよかったけど、キキちゃんやっぱりよかったわ。
そして、音くり寿さん。思い出したけど、歌もお上手ですが、コンサバでの芝居の間と声がこんなによかったっけ?と思うほどでした。
そして、かのちゃんさよならショー。キュートでかわいかったです。
退団のごあいさつ。
かのちゃんは、みりおさんからハットトリックを達成しましたね。
ぎゃふんと言わせ、あっぱれと言わせ、最後に泣かせた。
退団後は「自由に」生きるみたいなコメントがあったような・・。
20歳ちょっとの若さで、宝塚のトップ娘役として背負うものが大きかったのかもしれませんね。
そうそう、みりおさんのあいさつ。
舞台に向かうときは、土俵にあがる力士のように、と言いながらぺちっと腰をたたき、「いっちょうやるか」(ニュアンス)という感じで、・・と仰っていた。
そのとき、映画館のお客さんがみんなウッキーとなっていましたよ。かわいすぎて。
花組のみなさま、熱いひとときをありがとうございました。
