入院中に転倒して
またもや救急搬送されるも脳に異常はなく
あまりにも帰宅したいというので
一度自宅で介護できないかと
在宅で一週間。

以前から通っていたデイサービスを週2回。
身の回りのヘルパーさんを週2回。
訪問看護を週1回。
残りをワタシたちで埋めて
ウェブカメラを設置して
遠隔介護で乗り切れるかなと思った。

8月末に自宅で転倒する前は
一応毎日近くのスーパーへ買い物へ行き
宅配弁当を受け取り
LINEでの受け答えもできたのだが
退院してきた母は
こちらが何を話しても
表情が変わらず言葉が出て来ず
手すりと杖でトイレとベッドの往復。
運動能力と認知力が
かなり低下していた。
それでも退院直後は
意思疎通も少しはできた。

閉口したのは
とにかくじっとしていない。
ベッドからトイレに行く。
帰ってくるまで20分。
ベッドに横になったと思ったら
すぐにまたトイレへ。
夜中もほぼ寝る事なく24時間ずっと。
そして特に夜間はよろよろして転倒する。

弟と交代で泊まりこむ事5日間。
どちらも夜寝てないのでフラフラ。
ワタシの仕事は削ってもらい
弟も在宅と半日休暇などで対応していたが
これ以上もう成り立たないと
ケアマネジャーに相談して
緊急にショートステイに預かってもらう事に。
このままどこかの施設に行く予定。


母とは決して仲良しだったわけではない。
21歳の時にワタシを出産し
8歳年下の弟が生まれて以降は
ワタシにだけ厳しく
あまり褒められた記憶もない。
喜ばせようと頑張ってやった事も
当たり前のような態度であった。

ワタシが結婚して幸せに暮らしていても
いつも文句を言い続けていた。
泣いてケンカした事も何度もあって
その度に
どうしてワタシはこの母に愛されないのか
と胸が潰れる思いであった。

その母をたぶんもうずっと
施設に預ける事になって
あぁやっと眠れる、という思いよりも
お母さん!ごめん!
お母さんのお世話ができなくてごめん!
自宅へ帰る車の中で号泣した。
胸が張り裂けそうだった。

若くに結婚した母は
あまり社交的でもなく
父があちこちで作ってきた借金を
返して行くという幸せな人生では
なかったのかもしれない。
のほほんと暮らしているワタシを
すごく腹が立っていたのだろうな。

誰かが
それで良かったんだよ
プロに任すのが親孝行だよ
何回言ってくれれば
この罪悪感がなくなるのだろう。

弟はドライというかサイコパス的な感じで
ややこしくなるから面会にも行かない
と言ってきた。
あんなに可愛がられていたくせに。

とにもかくにも
自分の心に折り合いをつけて
今後の自分の人生を大切にしていくしかない。

還暦間近に
本当にきつい出来事。