「平和島くーんちょっといいかな?」



放課後担任に呼ばれた。

またか…




「…なんすか先生?」


声を掛けられたほうへ小走りに駆け寄る。

きかなくても理由なんてわかってるけどな。

どうせいつもの雑用だ。はぁ、と大きくわざと先生に聞こえるように溜め息をつく。

ささやかな抵抗だ。

しかし先生はいつものようにニヤニヤと笑っていた。




「つかよぉ先生…なんで俺なんだ?他の生徒にやらせればいいだろ?

「そんな重いもの君以外の子が持てると思う?」


まぁ確かに。

俺は山積みになった書類を見る。

俺より高いか低いかくらいまで積まれた書類は女子はおろか男子でさえ持てる奴は少ないであろう。


「でもな…俺は学級委員じゃねぇし…大体何人かの生徒集めて分けて持たせればいいだろ」

「ヤダヨ、面倒くさい」


真顔で彼は言った。


「てめぇ…」

「怒らないでよ平和島くぅん」

「うぜぇ」


隣で腕をブラブラさせてながら歩く担任の脚を蹴ってやる。


「ふふ」

「きめぇ…つか、あんた手ぶらなら半分持てよ」

「ヤダヨ、重い。俺か弱いもの~」


おぃきもい顔赤らめんなくねくねすんな。こっちみんな。


「えーひどい」

「えーじゃねぇよ」

「あ、そこそこ!そこの机に置いといて」


そうい言って先生が指差すほうを見る。

担任の名前。折原臨也とかかれた整理された机があった。


「ご苦労様。また頼むね」

「…結構片付いてんな」

「そりゃ君と違って俺は完璧だもん」

「なっ…!」

「あ、そういやこの前やった数学の小テスト!悲惨だったよ?俺いままで生きてきてあんな点とったことなかったなぁ~」

「(プチ)……ぃぃぃいいいいざぁぁぁぁやぁぁぁあああああ」


書類を持っていることも忘れ、担任に殴りかかる。

それをひょいっと避けられて廊下に逃げられる。


「まちやがれええいざやああああああ」

「あはは先生を呼び捨てにしちゃいけないよシズちゃん」

「知るか!その呼び方やめろっつったよなあああああ!!!!」


「あははははは」







折原臨也と平和島静雄が去ったあとの職員室には大量の散った書類と、門田先生の静かなため息だけが残った。


後で二人揃って門田先生に書類の片付けをさせられたのは、また別の話------








***************


小説に二作目です^p^小説って難しいし怠いししんどいですww

でも楽しいですよね^^*あれ?矛盾?www


今回はCP無しです。ただ臨也先生と生徒静雄君が書きたかっただけです。

臨也はこんな先生は嫌だ!を狙いました。ww

まぁ、あのウザイ人好きなのって話。


話まとめるのきらいですww。

あといまこれの同時進行で歪んだ愛の続編かいてます。

あげられるのはいつになるのだろう(遠い目)でもあれはあげないほうがいいおかもしれません。

一丁前にシズちゃん死ネタなんてかいてやがるよ俺←


あぁまた長くなった!!

ではここまで読んでくださってありがとう御座います^^*よろしければコメントなどを頂けると嬉しいですの。

ではもいもい!