小説・・・☆‘‘プロローグ’’
プロローグ
ズバァン!!
「いいねぇ~大地~球走ってんじゃんかぁ」
「ったりめーだ。純平もまた一段とキャッチングうまくなったな」
入学式から2週間。野球部監督の仙道輝彦監督に特別にブルペンでのピッチングを
許可された大地と純平。今日は仙道監督に気合が入ってたために午後7時まで練習が
あった。部活が終わったあと、純平が大地に言った。
「大地、喫茶店に行かねぇか?オゴッてやるけん」
「まじ?いくいく♪」
オゴッて貰える事に嬉しいのか大地はかなりノリノリだった。そして約束通り
喫茶店に寄った二人。お互いジュースとパフェを頼みベラベラしゃべり始めた。
「ねぇ急に聞くけどさぁ。大地って好きな子とかいんの?」
純平が急に切り出してきた。大地はビックリして。一呼吸おいてから言った。
「は、はぁ?いねぇって。俺は野球が恋人だからな!!」
「またまたぁ、そんな事言って・・・じゃあ美咲の事はどう思うんだ?」
純平はニヤニヤしながら言った。だが、大地はオドオドしながら言おうとした・・・
「そ、それは・・・」
だがその時、
「コラぁ!!」
大きな怒声とともにたくさんの客観を浴びた大地と純平。大声をだしたのは
美咲と愛奈だった。純平は微笑しながら言った。
「美咲と愛奈ちゃん・・・何?」
すると美咲が強張った表情で言った。
「何?ですってー?あんたたち馬鹿じゃないの?部活帰りにお店寄るのは
禁止でしょ?」
「そうだよー!!バレたら大変な事になるんだからね」
美咲に続いて愛奈も言った。
「ホラッ、帰るわよ。」
美咲と愛奈に引っ張られながらしぶしぶ帰る大地と純平。
この4人は中学時代からこんな感じの仲良し4人組である。
さて、4人の中の一人ひとりがどんな思いを抱いているのだろうか?