12月22日から26日にかけてさいたまスーパーアリーナ(埼玉県)で、第90回全日本フィギュア選手権大会が行われた。同志社からは、男子の部では辻村(経4)、森口(商2)、本田(スポ1)が登場しそれぞれが迫真の演技を見せSP26位、総合13位(SP13位・FS16位)、総合12位(SP11位・FS11位)と大舞台で好成績を収めた。
24日のSPで最初に登場したのは、今シーズンで引退を決めている辻村。初出場だったこともあり、出番前は緊張の面持ちを見せていた。だが、曲が始まると一転「Perhaps Love」にのせた豊かな表情を見せリンクを舞った。冒頭のコンビネーションジャンプで転倒してしまうも、続く、トリプルサルコウ、ダブルアクセルを成功させた。終始持ち味である繊細な演技を披露し会場を魅了。シーズベストを更新するも少し点数が届かず、FSには出場できなかったものの、最初で最後の全日本をやり切った。
▲豊かな表情を見せる辻村
次に登場したのは、西日本選手権王者の森口。冒頭のトリプルアクセルを綺麗に着氷させると、アップテンポに乗せた高速スケートで会場を沸かせた。また、残りのジャンプも全て軽やかに成功させ、西日本王者の意地を見せつけた。終盤にはお客さんに向け手拍子を促す場面も。会場に一体感が生まれた。「西日本選手権までは絶不調なぐらい落ちていたけど、その後に切り替えて練習して、その結果が発揮できていいショートになったと思う」と振り返った。
▲西日本王者の意地を見せつけた森口
ラストを飾ったのは、本田。冒頭のトリプルアクセルを決めると、臨場感あるステップで会場を魅了。きれいなスピンを見せ、会場を魅了するとその後のジャンプも上手くまとめ上げ着氷させ最終滑走に見合う演技を披露した。「最終滑走だったからか緊張した本当に疲れた。フリーでは4回転を取り入れたい」と述べた。
▲最終滑走を飾った本田
26日のFS。最初に登場したのは森口。SPでは全てのジャンプを着氷させたものの、FSでは冒頭のトリプルアクセル、続くトリプルアクセルで転倒してしまう。しかし後半につれ徐々に調子を取り戻し、力強いステップを披露するなど、会場を沸かせた。FSを16位、総合13位で終えた。
次に登場したのは4回転を入れたいと述べていた本田。冒頭の4トゥープで転倒するも動揺することなく、その後のジャンプを綺麗に着氷させた。さらにキレのある滑りで、ステップもレベル4を獲得。FSを11位、総合11位で終えた。
それぞれがそれぞれの思いを胸に迎えた全日本選手権。同志社の選手たちは大舞台に臆することなく自分の持ち味を存分に発揮しリンクを舞った。(橋本さくら)


