今朝は快晴、風もなく気持ちの良い日。信貴山には何度も登っているが、今日は初めてのコース。この信貴山下駅から昔の信貴山ケーブル跡のハイキングコースで登ってみた。

 

昔はこのようなケーブルカーを利用して、信貴山下駅から信貴山の朝護孫子寺へ多くの参拝者が登って行った。廃線となったのは1983年のこと。

 

信貴山下駅から真っ直ぐに伸びる道。ケーブル跡地を道路にして、その左右は新興住宅地となっている。

 

住宅地が終わる山腹の真ん中くらいからがハイキングコースとなっている。

 

ケーブルの跡地をハイキングコースにしてあるので、登り道は一直線。道は良く整備されている。

 

信貴山は朝護孫子寺に参拝する人も多い。老人も多い。そのせいか、途中ちょっと座って休憩できるこのような場所が何カ所もあった。

 

時々振り返って見る。奈良の山々が木々の間からくっきり見える。

 

信貴山朝護孫子寺に到着。この赤い橋は海運橋。この橋はトレッスル橋脚を用いたカンチレバー橋というもので非常に珍しい橋だということである。1931年竣工ということなので、もう90年近くなる。今では、橋の中央にバンジージャンプが出来るようにしてある。下は大門ダム。写真だと小さく見えるが、これはダムの上の方。下の方は、なかなか雄大で橋の上から見ると高所恐怖症の私には怖いくらい。

 

聖徳太子が打倒物部を祈ったという朝護孫子寺。その象徴となっているのが、この白虎。

 

帰路のハイキングコース。二上山、葛城山がくっきり見えるスポットもある。今日のように天気が良いと「お、お!」と声が出そうになる絶景。この角度から見る二上山・葛城山はなかなかのもの。

 

落ち葉が積もった道を歩くのも一興。雨上がりは落ち葉で足を取られるが、天気の良い日が続いた後は落ち葉を踏みしめるサクッ、サクッという音も心地良い。

 

今朝の朝ハイキングは2時間、9キロくらいのコースであった。ハイキングというよりウォーキングかな。