息子の親友くんのおばあちゃんのお家が壊されることになりました。
壊すのはもう少し先だと思うけど、今日引き渡しだと連絡がありました。
近くに新築のマンション兼自宅兼店舗を建てられたので、こちらは売却することになったようです。
商売繁盛の証、新しいお家。
とても喜ばしいことなんです。
元のお家は、中古のお家を買われていたので、築年数はかなり古いと思うのだけど、メンテナンスをかなりされていたし、とにかく綺麗に掃除されていた。
毎朝玄関掃除をするおじいちゃんの姿。
窓もピカピカ。
あそこのお家の玄関を開けると、お家に上がると、すーっとするんです。
なんていうのかなぁ、福の入るお家ってこういうお家だなって。
家の中に上がらせてもらうとさらに。
これは、うちの母もいつも言ってたことで。
ここのお家にお邪魔すると、心がスッとすると。
私は実家に帰ったような気持ちもあって、ご親戚がいつも来られている姿を、昔の伊勢志摩の景色と重なるところもあって、本当に大好きなお家でした。
何よりね。やはり。
妹が亡くなった日の夜。
子供達を預かってもらって。
夕方お迎えに行ってそのまま帰る予定だったけど。
帰れなかった。帰りたくなかった。
そのまんま私と2人の子供と泊まらせてもらいました。もちろん寝れるわけもなくてずっと苦しくて苦しくて寝れなかったけど、おばあちゃんがずっと夜遅くまで涙流しながら、話を聞いてくれました。帰宅したおじいちゃんや、親友くんのパパも何も言わずに笑顔でそっとしてくれていたあの夜。
今思い出しても涙が出てくる。本当にお世話になりました。
あの広い和室で、物干しざおで逆上がりの練習をしたことも。
私はいつも着付けをしてもらって。娘の七五三もお世話になりました。
クリスマスの約束で不在の夜は、ここで子供たちは泊まらせてもらって。
あー思い出がいっぱい。
今朝、お家の前を通ったら、すでにピカピカなのに、まだ玄関掃除をするおじいちゃんの姿がありました。
お世話になりました。と私も頭を下げて。後から心で何度も今もありがとうと言っています。
取り壊して新しいお家が立つんだから、別に汚くても関係ないかもしれない。いや関係あるんだよね。そう思える姿がやはり素敵だし、私も同じ気持ちです。
自分もそうありたいと改めて思っています。
たまたま昨日、息子繋がりで知り合った、今の中学のお友達のママから連絡があり。
ママの妹さんのお子さんが、四年生からうちの息子と同じ塾に入るとこにしたと連絡がありました。校舎は違うのだけど、うちのことを話してあって、妹さんが話を聞きたいと言っているとお姉さんから連絡がありました。校舎は違うからわからないけど、こんな感じとお伝えしてあったのです。
どうやらその話と体験と重ねて、決断したとのこと。お礼のメールでした。
お役に立てたなら良かった。
そう思うと同時になんとも言えない感情が久しぶりに吹き出してきて。。。
姉妹っていいよね。そうだよね。お姉さんに相談するよね。
そうだよね。頼れるお姉さんだよね。。。。
妹が生きていたら。。。
普段は、頭の片隅に追いやって考えないようにしている感情が久しぶりに。。。
うーん。だめだ。
いや、人生には色んなことがあるけど。
大切なことは変わらない。
きっとそういうメッセージなんだろうと。
今朝娘に言われました。
お兄ちゃん学校だぁ。あーあ。と私がなんとなくあったのです。お弁当あるしね☺︎。
そしたら娘に
ママはお兄ちゃんに学科行ってほしくないの?行ってほしいの?よくわかんない。って。
ドキッとしました。
学校に行くのが当たり前と心の中で思っていたのかもしれません。
ありがたいことを忘れていたのかもしれない。
いいえ違います。
お弁当作れて幸せです。
ありがとう。
まだまだ親修行!
今日は仕事が忙しい予定なので、気持ちを切り替えて駆け抜けます!!!
