9月になり
札幌は暑い日の連続から
少しずつ秋の涼しさを感じるようになってきました。
ODっ子は温度や湿度、気圧、環境の変化は
身体の不調を感じやすい時期でもあります。
夏休み明けの今、不調を訴えるお子さんも
多くなる時期でもありますので、
お子さんの変化に配慮しながら過ごしていきたいですね!
さて、先日、白石区民センターにて
札幌交流会が行われました。
お集まりいただいた皆様、ありがとうございました。
当日は、新規の方、高1~高2の何度目かの交流会参加
の方がいらしてくださり、今までの経緯や高校進学後の
変化や悩みなどをお話ししました。
また通信制高校、定時制高校の詳細をお話ししたり、
漢方薬を飲んでいるお子さんのお話も詳しく聞くことが
できました。
今回の交流会では、
参加者の中に、
お仕事でカウンセラーをされている現役OD高校生ママさんから、
お話を聞くことができました。
皆さん共感し、涙を流される方も、、、。
お話しくださった中で
家族として、親として「大切な3つのポイント」を教えてくださいました、
こちらでもお伝えします
①【家族は罪悪感を持たない、手放す】
家族は自分があの時、こうだったから・・・と
自分を責めがちになる。
時として押しつぶされそうになりますよね
子どもは、その言葉や態度、雰囲気を特に感じやすい。
罪悪感を持った家族の話は子どもは聞きたくないと思っている。
家族は今、お子さんに対して
【最善のことをしていることを認める】ことで
初めて子どもは過ごしやすくなる。
②罪悪感を持ちやすい原因として家族に【余裕がない】
家族は子どもの姿を見て、あれもこれも背負いがちになりやすい。
(病院へ連れて行かなければ・・学校への連絡をどうしようか・・
勉強の遅れの本人の不安をどうすればよいか・・など)
家族は考えること、対応することも、たくさんでてきますよね。
それでいっぱいいっぱいとなり、自分を責め、罪悪感をさらに
持ってしまうのは【余裕がない】事が大きな原因。
【さまざまな手厚いサポートを受ける】
サポートを受けることや場所を探し、求めること。
余裕が生まれることでお子さんとの向き合い方もかわってくる。
※当会も、サポートをさせていただきます。
③【子どもは自分の治癒力がある】
子どもには自分自身を直していく治癒力が備わっている。
子どもは寛解に向かうことを家族は信じる、
その【信じる力】がポイント。
家族(私)が全て何とかしなければと思うことを手放すこと大切。
このお話を聞いて、自然と涙する方が多く、
共感することができました。
【信じる力】=【子どもを信頼すること】
その大切さを教えていただいた会となりました。
今回参加できなかった方もお子さんと一緒にいらしても構いません
ぜひ次の交流会、当会にいらしてくださいね。
また都合が悪い方は、お近くのカフェなどでお話を聞いて
差し上げることも可能です。ご遠慮なくご連絡くださいませ。
・お名前
・住んでいる地域
・お子さんのOD歴、経緯
を記載し以下のアドレスにご連絡ください。
dosanko.od2017★gmail.com
★を@に変えてください
当会は、会員150人ほどの小さなボランティア団体です。
残念ながらODは、治療法も確立されておらず特効薬も
ありません。
ご自身のお子さんに合った対処療法、緩和法を取り入れながら
改善の道を辿っていくことになります。
OD発症で、同じ悩みを分かち合い、交流会や勉強会などを行い
情報交換しています。
