こんにちは~広島院院長の雑賀です。
さて、前回の予告通り、ミャンマー通信第3段を報告します。
ザガイン管区のワチェ慈善病院に到着後、スタッフの方に病院内を案内していただきました
。
まずは
病院の廊下
手術室のリカバリールーム
手術室手洗い場
病室(男・女・子供部屋は分かれている)
ここはジャパンハートという吉岡医師
の率いるNGO団体が医療ボランティアをしている活動拠点です。
毎月、手術ミッションという期間があり、その期間に手術適応の患者さんを集めて、子供は無料、大人は低料金にて手術を行っています。また、外来も行っており、貧困で医療の受けられない患者さんを対象に日本より看護師や医師が常駐して医療に当たっています。
患者さんは遠くの山奥から、来られているかたも多く、交通費を出すのがやっとのようです。
子供は、奇形があったとしても、医療制度の整っていないミャンマーではまともに手術を受けることができないのが現状です
。もちろん、われわれNGO団体にできる手術は限られていますが、命にかかわらない、形成外科的な治療は案外リスクなく、手術ができ、必要性も高いと思われます。
当の私は、何ができるかわからないながらも、少しは医療者として何かできるかもしれない
という思いで参加したわけですが、なかなか短期の介入では自分のできることは限られていると痛感しました
。
・・・が、私も形成外科医として、諸先輩方に学んできたことをフルに思い出しながら、自分のできる限りで患者さんの診療に当たらせていただきました。
現地では、日本人・ミャンマー人の看護師を中心に長期研修で入っている医師1人と団体の代表者である吉岡医師がおり、そこに4人の(2人研修医・1人小児外科医・そして私)医師が合流しました。
現地で、全身麻酔をかけるリスクが大きすぎるため、たいていは局所麻酔のみ
で行います。5歳程度の子供もなんと、局所麻酔に耐えて手術をするのです!!ミャンマーの方々の我慢強さに脱帽です
。
ので、手術は時間が勝負で、日本で求められることのギャップに戸惑いながらもほかの医師に助けられつつ、手術を行ってきました。
頬部のケロイド切除中
術後に患者さんの喜んだ顔をみていると、自己満足に過ぎないかもしれませんが、それでも、患者さんと頑張って手術にのぞんでよかったと思いました
。しかしながら、問題は術後の経過です。やはり短期介入だと、なかなか経過をフォローできないのが難しいところですが、何とか看護婦さんたちに無理をいって、術後経過の写真にてフォローできる人は経過を報告してもらい、必要に応じて日本からも指示がだせるようにおねがいをしました
。
ミッション合流後1日目は13例の手術がありましたが、今回のミッションはドクターの数が多いのもあり、思ったより早く1日目を予定手術を終えることができました。
ということで、次回はミャンマーでのお食事とミッション中の1日のスケジュールについてお話しますね~。