大卒というカードを無駄遣いした1社目
周りが公務員試験に向けて努力している間、私はなんの対策もしなかった。なんなら、大学も入った意味がないくらい意味がなかった。そこは、置いといて要約周囲の気迫に押されて始めた就職活動は連敗に次ぐ連敗。リーマンショックの傷癒えぬ時期だったから、ある程度仕方ないとしても、心折れた。そんな私がようやく就職した会社は、新卒としては大失敗といっていい。どんな会社かといえば、家族経営の6人しかいないような会社で会社紹介のブースも思えば手作りだった。きれいな手作りじゃなくって、汚い手作り。しかし、そこにしか入れなかったのだから、人のことは言えない。そこでは1年働いたが、ちゃんと働いた記憶はない。最初は期待されていたのかもしれないが、生来の怠け癖を備えた私である。徐々に失望され、最後はチラシ配りのパートさんと一緒にチラシを配りにいっていた。なんなら、パソコン不得意なパートさんが私の代わりにパソコンうってた。信頼の差というやつだ。そこでも、私は反省することなく怠け癖を存分に発揮した。賢い読者なら、予想つくだろうが、そう配らなかったのである。チラシは、自家用車に隠して自宅で廃棄。チラシは四季に関係なく配らされる。チラシを配らない時間帯、何をしていたかというと、散歩、運動がてら散歩。ただ、これができるのは程よい天気の時期だけで、冬とかは図書館、もしくはショッピングモールに避難していた。自分でも、笑ってしまうがマジなのである。振り返れば、なかなかのクズだった。当然、チラシを配らなければそのチラシをもってイベントに来てくれる客も数人からゼロになる。それまでの、信頼の墜落もあり配っていないのではないかと疑われた。正解である。当然しらを切ったが、疑われて一年の終わり頃に給与を2万減らすことを宣言された。ただでさえ、少ない給与が減るとなれば耐えきれない。というわけで、クズのくせに辞めると宣言した。