昨日の雪はうっすら庭の木々に積もって
美しい風景を見せてくれました。
利用者様と、しばし作業の手を休めて
その余韻に浸りました。
暖かいココアをすすっていると、
しんしんと冷え込んでいる空気が
凛として美しいと思えるのです。
利用者様の想いも、限りなく透明に
なっているようでした。
美しい風景も、それが日常となれば
生き物や植物にとっては過酷なものでしょう。
雪が降ることがまた反日常であるとしたら、
日常とは何なのでしょう。
この冷たい空気の中でシャクナゲの蕾は
ふくらみを増してきています。
ヒヨドリは池で水浴びをしています。
日常と反日常は、まさに一つの表と裏。
利用者様の透明な想いも、生命力と表裏一体なのだ、
とつくづく思いました。














