侵略
学術的な用語として侵略という言葉はない、侵略と自衛の線引きは明確にはされていない
なぜなら、自国の防衛のためには、他国国家の領土を侵略するのが最も効果的だからであるからだ
また「自衛」戦争という観点からも突き詰めていけば、同じく自衛を主張する他の膨張国家との衝突は免れない
さらに分裂国家や既に植民地などとして支配されていて主権が存在しない地域へ侵攻
あるいは主権国家ではない集団による侵攻行為を侵略と呼ぶかどうか議論があるほか
宗主国が持つ租界や植民地などの自国権益地帯が侵されることを侵略と呼ぶべきかどうかなどは
当然ながら評価する側の立場や個人の主観、評価する時代の価値観
評価する際に着目する視点などによって異なり一概に言えないであろう
また侵略と呼ばれるものには必ずしも軍事力を行使したケースだけでなく定義も不明瞭であるのだ
したがって現在では、自国領土に限定した武力行為を自衛戦争、他国領土に武力を展開する行為を
侵略戦争と呼ぶことが国際的に一般的である
