ここ2週雪に降られ 大変な週末でした 裏道はツルツル・・
みなさんも外出時 お怪我のないように
今日は 「くるみ割り人形引き取り編」 今日は語ります(笑)
先月の 『小さなドイツ村』 のお話 コチラ ☆
「入荷しましたよ!」 とお電話を頂き やっと行けました
阿佐ヶ谷パールセンター街中ほど ・・
まず 目指すコーナーは・・ ローター・ユングヘネルさんの作品の数々
もう これだけの勢揃いは見られません・・
昨年 引退された85才になられる人形作りのマイスター 手彫りの のみ跡が特徴です
ローターさん親子
切り出す前の 口の部分です
遠くは 新潟から買いに来られたファンの方もいて
売約済みのシールがいくつか貼ってありました
下の2点は 息子さんの作品ですけれど
胴体はろくろを使われ 大きいものを作るのが好きなので
お父さんとは また作風が違いますね
80センチもあります(笑)
ドイツのおもちゃ作りの歴史は ザイツェン 錫の鉱山に由来するところですが
こんなに有名になるとは はじめは思わなかったでしょうね・・
ドイツザクセン州 錫の鉱山の 街として栄えた小さな村 ザイツェン
はじめは 真っ暗な夜道を 鉱山から帰る夫のために
各家々が 遠くからでも一目で我が家がわかるように
目印になる蝋燭や屋根飾りを光らせたのがはじまりです
(写真はseiffenさんからお借りしました)
でも 鉱山の収入だけでは充分ではなく 農業や家族で小さなおもちゃを作りはじめました
近くの山の豊富な木材と 錫鉱石を砕くために使っていた水車の動力を利用したろくろ
(木工用旋盤)で木を削りだすライフェンドレーンというこの地方独特の手法が生まれたのもこ
の頃だといわれています。
たくさんの品を確保するために ミニチュアの人形を造る工房が生まれたのもこの頃です
小さな工房が多いのは 家族単位で その家に伝わる技法を 大切に守りながら伝えてきたからですね
ただ 当時は旧東ドイツ時代だったので 10人以上は国営となってしまうため
家族で営んで来たというお話です
よく見る 鮮やかなくるみ割り人形になったのは 観光客用に作り始めたものということなんですが
特にアメリカ人の好みを反映した彩色なんですって
こういうお話は ここのオーナーの方が 話してくれます
たくさんの工房を訪れているからこそ 伺える貴重な話や
写真も見せていただけますよ!
パパのリクエスト 『リンカーン』 もローターさんの工房の棚に並んでいました
私は どちらかといいと こんな素朴なお人形が好きかな
そして ずっと迷っていた 小さな工房の人形がありました
ご夫婦二人だけの 小さな工房 『 STEFFEN KAISER 』
ご主人が作り 奥様が彩色されているんですけど 一つを造るのに半年をようするんです
跡継ぎもいらっしゃらないから いつ無くなるかわからない工房と
お聞きすると 手元に置きたいなと・・・
連れてきました
迷って迷って・・ 「ひとやすみ・・」 という作品
高さ 13センチほどの小さな作品
革の上着を着たお役人さん 昼休みにお酒を飲んで 寝てしまったという風刺作品
ドイツの風刺物は 大好きで ( *´艸`) ミヒャエル・ゾーヴァしかりです!
「ゾーヴァ好きの私」のブログはこちら ☆
仲良く玄関に並んでいます
お店にはNICI の可愛いぬいぐるみもたくさん
そうそう! 私たちが伺った前日 俳優の加山雄三さんが 取材で来られたそうデス
放送は3月 「若大将 ゆうゆう散歩」
その時に ローターさんの自宅写真を見て
『十字架ですね!』 とすぐ言われ オーナーさん驚いたそうです!
たぶん 阿佐ヶ谷パールセンター街 を散歩されたんですね!
大きなアーケードで 美味しいものもたくさんあります!
ぜひ お散歩してみて下さいね!
私もこうして書いていると また 見に行きたくなりました
ご訪問ありがとうございます
ブログランキングに参加中デス
応援よろしくお願いします