舞台「らん」軽く感想文。
今日のヘタ絵は、なんか白戸三平の「カムイ伝」ちっくなイラストになってしまいました元ネタ古すぎか
いやしかし、描いててヒジョーに楽しかったですわ
(ラリーのような少女漫画なイラストより、こっちのタッチの方が好きらしい)
先日の観劇ウイークは、特撮俳優祭りで、徳山アニキとまー王子(出合正幸くん)の舞台をはしごしたんですが、2日目の六本木俳優座劇場で千秋楽やった舞台「らん」は、徳山アニキの「真夜中のパーティー」とはまたガラッと違って、古代日本のお話
上地雄輔くん主演の「逃亡弁護士」の脚本監修をやってはる、秦建日子氏の作演出の舞台
古代日本。
豪族の強権支配に苦しむ極貧の村を舞台に、「救世主」となることを予言で義務付けられた、ひとりの女の数奇な運命を描く、ラヴ&アクションのエンターテイメント時代劇。
とか、このあらすじじゃわからんね
村井良大くんが準主役やったんですが、正直カレの扱いは些か可哀想で、よっぽどまー王子のイタチの方がカッコ良かったよ
主役の女の子が矢島舞美さんというアイドル系の方だそうで(まったく知らんが)、どうりでアキバ系の個性的な男性客で劇場内をめいっぱい埋め尽くされていて、まるで夏場のソフマップに来たような独特のニホイがしたワケやねつらかったの
アカダニという禁忌の土地に住んでて村人から忌み嫌われてる盗賊団の娘のらんは、殿様の年貢の取り立てが厳しくてきゅうきゅうしてる貧乏村を救う救世主やと占いオババに言われて、一瞬村人から祭り上げられるんです
そして、今まで忌み嫌っていたのを水に流して、アカダニの連中と村人はお互い仲良くやろうということになったのでした
でも、きつい年貢を差し出さない村人に、怒った殿様の命令で家来の連中に村が襲われたとき、村人に助けを請われて闘って村を守ったのに、殿様のご機嫌を取ろうとする一部の村人の策略によって命を狙われたり、都合良く村人に利用されて、挙げ句にこのアカダニの連中は村人と殿様の家来の両方から戦を仕掛けられて、ほぼ全滅しちゃうのでした
まー王子は、このらんのことが好きなんやけど、らんは村のイケメン(女タラシ)の正太郎(村井くん)のことが好きで、この三角関係がかなりおもしろい
まー王子が意外にもコミカルな演技をするので、いやーー目からウロコがだだ漏れしちゃったな
もちろん得意の殺陣は凄まじく上手いし、華麗な回し蹴りを見たら、まるで高丘映士(ボウケンシルバー)が蘇ったみたいスゲーー
最後、イタチはカッコ良く仲間を守って討ち死にするんで、余計に村井くんの正太郎の情けなさが際立っちゃって、準主役やのに可哀想やったんですわ
しかも、おいらのヘタ絵ではまた表現しきれませんが、まー王子のむき出しの上腕二頭筋の素晴らしいこと美味しそう
いやーー舞台の内容云々より、あの上腕二頭筋が見られただけで、すっかりお腹いっぱいです腐ふ
(ちなみに、衣装はうろ覚えなので、ヘタ絵のイタチはほぼ創作です)
いやーー戦闘シーンが楽しかった
殺陣満載なのは、JAEの役者さんが2人参加されてたからもあるかな
総勢50人もいる大所帯の舞台でしたが、津軽三味線とサックスとピアノの生演奏という、ちょっと変わった演出もありで、なかなか見応えのある舞台でした
ああああの上腕二頭筋はイイ(←もうええっちゅうねん)