Kartさん再演舞台「帰ってきた蛍〜神々のたそがれ」 | HYPER GROOVY SHOW!!!!

Kartさん再演舞台「帰ってきた蛍〜神々のたそがれ」

$HYPER GROOVY SHOW!!!!

いつもながら丁寧に案内状をいただいてしまい、恐縮です得意げ


まー王子が初演で特攻隊員宮川三郎を演じていた舞台「帰ってきた蛍」が、またまた帰ってきたそうです(notウルトラマン)叫びひらめき電球

7月15日(木)~25日(日)(14公演)
草月ホール



特攻隊に出撃して、2度飛行機のトラブルで帰ってきてしまって、3度目にお勤めを果たしたそのときは、トメさんのところに約束通りホタルになって帰ってきたという、ちょっと切ないお話涙


昭和20年6月6日、その日20歳の誕生日を迎えた宮川三郎軍曹。普段、口数も少なく目立たない青年だった宮川は「母さん、いよいよ出撃命令が出ました」と緊張気味にトメに報告。
その場に居合わせた数十名の特攻隊員たちは、宮川の報告を耳にすると、いつしか「同期の桜」を声高らかに歌い始めました。

  貴様と俺とは 同期の桜
  同じ知覧の庭に咲く
  咲いた花なら散るのは覚悟
  見事散りましょ国のため

◆宮川三郎軍曹、最後の夜
「母さん」につくってもらった最後の晩餐の最中の空襲警報。避難した防空壕から、トメと娘たち、宮川らが出てくると、食堂の横を流れる小川の上を無数のホタルが飛び交っていました。

闇の中、宮川の声がしました。「「母さん、お世話になりました。お国の為に見事に散ってまいります。そして、また母さんのところに帰って来たい。そうだ、このホタルだ。私はホタルとなって、母さんのもとに帰って来ます。ホタルを見たら私だと思ってください」

「ああ、帰っていらっしゃい」優しく返事をするトメ。宮川は腕時計を見ながら「9時に来ます。明日の今頃の時間には、店の正面の引き戸を少し開けておいて下さい。そして、俺が帰って来たら皆で「同期の桜」を歌って下さい。

翌朝、宮川三郎は茜色に染まった東の空に向かって、片道の燃料を積んだ25機の戦闘機と共に飛び立っていきました。

◆ホタル帰る
あくる日の夜もまた、翌日の出撃を控えた隊員たちで一杯でした。ラジオが9時を告げたその時の事です。わずかに開けてあった店の引き戸の隙間から、一匹のホタルがスーッと店の中に舞いこんで来たのです。

「宮川さんよ。お母さん、宮川さんが帰ってきたのよ」

娘たちの声を聞きつ店に出てきたトメは、店の梁にとまって静かに光を放っているそのホタルを見て息を呑みました。

そして、それまで隊員の前で決して涙を見せなかったトメが、その日ばかりは、大声を出して泣き崩れたのです。

涙を流す事を我慢してきた隊員たちも、母さんの泣くのを見て、涙でくしゃくしゃになりながら「同期の桜」を歌ったのでした。


(知覧特攻秘話「ホタル帰る」より)



初演は全部で3公演ほど観たんですが、さすがに特攻隊の話なのでそのたんびに泣けてしまい、なんべんか観ると気持ち的にめっちゃつらかったのを未だに覚えてますわオヤジ真っ青あせる


そうそう、特攻隊員のかれらが、故郷のお母さんのように慕っていた食堂「富屋食堂」を営んでいた鳥濱トメさんのお孫さんが新宿に店を出していて、舞台を観に行った打ち上げに、その店で薩摩料理をいただいたもんですにひひ


なんと、おいらたちが打ち上げてたその日、Kartしゃっちょさんと、たぶんまー王子たちも来ていたそうなんですが、なんせ小さい店なので、お客がいっぱいと言うことで断られてしまったらしいオヤジ冷や汗すいません


そのときに、そのお孫さん(つってもおじさんですが)にトメさんや宮川少尉(亡くなって2階級特進)の話もちょこっと聞いたりして、なかなか楽しい時間を過ごしたのが思い出されます得意げ


芋焼酎飲みまくってさつま揚げ食いまくって、翌日Kartしゃっちょさんにそのことを話すと、「店に入れなかったんですよ」と言われて、あのときはほんま申し訳なかったです汗


あの舞台が再演っつうわけですが、準主役の宮川少尉役のまー王子が映像のみの出演やし、トメさん役も伊藤つかささんが代わってしまったので、まったく別のお芝居になるのかもしれません汗


南日本新聞のサイトに、今回の舞台の記事が載っていました得意げ
http://www.373news.com/modules/pickup/index.php?storyid=24114


あーーおいらはその1週間前に王子の舞台を観るので、案内をいただたにも関わらず今回パスです(すいません)パーカゼ


舞台の成功をお祈りしてますチョキべーっだ!


ペタしてね