うちの父の話
まえにブログ書いていた場所でも少し触れましたが、私の父は冗談が好きな人だ。黙っていれば今は亡き俳優の岡田真澄に似たイイ男なのに、中身はお笑い系なのだ。この人と一緒にテレビを観ていると、いつもわけのわからないツッコミを画面にしているので、私はそちらのほうが見ていて面白いと思っている。私が中学生の頃、父が録画していたドラマを一緒に観たときのこと。主演が高岡早紀と神田正輝で、高岡早紀がストーカーに狙われるというようなドラマだった。高岡早紀がストーカーに監禁されているシーンで父が「正輝、石原プロなんだから軍団連れて助けに行け」とか「(西部警察の)大門軍団の突入まだかな」とか、そんなこと言いながら観ているのがおかしい。シリアスなシーンになると「いつ天井からタライが落ちてくるかね?」なんてことを言ってる。ドリフのコントじゃないんだから。父曰く「どうしようもないドラマは茶化しながら観るしかない」とのこと。まぁそんな部分は娘の私にも受け継がれていると思う。