シネマート心斎橋の初日に見に行ってから1週間以上経ってしまったけど、今さらながら。
2000年12月に一度解散したサニーデイ。
自分が本格的にハマったのは夜のメロディのMVをスペースシャワーTVで見かけたり、解散前最後のアルバムLOVE ALBUMが発売中だった頃。
それより前の過去作品を片っ端からTSUTAYAレンタルしたり購入したりで聴いてたのが、解散発表前だったか後だったかまでは思い出せないけど、
だから自分にとってリアルタイムだったのはサニーデイじゃなくて曽我部恵一さんのソロ活動、曽我部恵一BANDだったということに改めて気づいた。
(曽我部恵一with ダブルオーテレサ、ていう時期もあったかな)
だからなんだ、て話ではあるけど、
サニーデイ・サービスはリアルタイムではなかったんだな…と自分でちょっとしたショックだった、というところがあった。
とはいえ、ドキュメンタリーとしてサニーデイ活動中当時のことやディスコグラフィーとして曲が流れるたびに、この曲はそういう頃に出たんだ、と知ったり、発売日やライブが開催された日程の日付が出るたびに、その頃の自分が何してたかどういう気持ちだったか思いを馳せたり。
映画を見てから数日、すっかり懐かしい気持ちに浸ってしまっていて、なんだかおセンチ(死語)だったようだ。
2008年にサニーデイが再結成して、その後出た最初のアルバムは買ったけどそんなに聴き込んだわけでもなく、そのうちにYouTubeに新曲のMVが上がるようになったり音楽ダウンロードやサブスクで聞くようになったら、見かけたらちょっとチェックしたり、たまにハマる曲があって聞き込んだり、そんなスタンスだった。
サニーデイ再結成前か後かわからないけど、曽我部さんの声が高音のあたりちょっとしんどそうに感じてた頃あって、今から思えばそれもそういう「味」「魅力」ともとれるし、あえてそんな感じの歌い方をしていたのかもしれないけど、
ソロ活動初期の頃ののびやかで甘い歌声が好きだった自分には受け入れられないところがあったのかも。
この映画を見に行った日のちょっと前に曽我部さんのYouTubeチャンネルでUPされてたショート動画で知った「風船讃歌」が最新アルバムの中で1番好き。