映画 ファンタスティクビーストとダンブルドアの秘密 | 沈みかけ泥舟のメモ

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ファンタスティックビーストの第三弾、ダンブルドアの秘密を鑑賞してきました。

 

映像も物語も悪くはないのですが、なんというかこれまでの二作品と比べてあまりのめり込めなかった印象です。

 

理由の一つは物語の軸になる敵役、グリンデルバルドがジョニーデップから変更になったことだと思います。

 

やはり物語の中心にいる人物がまるで別人になってしまったのは痛いです。

新しいグリンデルバルドが画面に登場した時にそれがグリンデルバルドだと納得するまでに時間を要してしまいました。

 

新しいグリンデルバルドであるマッツ・ミケルセンはジョニーデップが構築した像とはまるで違うので

天才肌のカリスマ詐欺師が明晰な頭脳を駆使する政治家にいきなり変貌したくらいの違和感があります。

 

最初からマッツ・ミケルセンだったら問題なかったのでしょうが。

 

グリンデルバルドの今回の作戦や映像から伝わる魔法の実力も前作に比べて小物感が増してしまったのも違和感に拍車をかけてます。

 

交代のタイミングが悪すぎたという感じです。

 

また、ファンタスティックビーストではニュート・スキャマンダーの活躍を期待していたのでその点も残念でした。

 

「ダンブルドアの秘密」という副題が物語るように今回の主人公はほぼ若きダンブルドアです。

 

「ハリーポッターシリーズ」ファンがダンブルドア校長の若き日の活躍を見たい、という気持ちで鑑賞するにはいいですが

「ファンタスティックビーストシリーズ」最新作を期待すると少し肩透かしを食うかもしれません。

 

残り二作で完結ということなので、そちらに期待したいと思います。

 

それまでの期間を使ってマッツ・ミケルセンのグリンデルバルドに慣れておこうと思います。