映画 相棒Ⅳ | 沈みかけ泥舟のメモ

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今はネタバレなしの映画感想ブログ化してます。

人気ドラマ相棒も15シーズンに入り、4代目相棒の冠城亘(反町隆史)もキャラが定着してきました。

そのタイミングでの劇場版の相棒も4作目になりました。

ドラマの映画版、という事でドラマを見ていない人には何が何やらわからないのは仕方がありません。
ドラマ視聴者にはしっかり相棒しているのでオススメですし、オススメされなくても見るだろうなと思います。

なかなか感想が書きにくい作品です。

これまでの劇場版の相棒の中で、もっとも映画っぽい作品に仕上がっていたなという印象でした。
物語の構成はもう一ひねりあるともっと良かったと思うのですが、わりと推理ドラマとしてしっかり作ってあったと思います。
相棒劇場版のお約束で社会派ネタを盛り込んでいるので、そちらに時間を取られた事も推理ドラマとして少し足らなかった理由かもしれません。
また、推理ドラマとしての弱点ですがフェアにヒントが散りばめてあるので、解る人にはわりと早くネタがバレてしまうというのも残念です。
是非とも、もう一ひねりしてあっと驚くドラマにしていただけたら良かったのですが。

気になったのは映画のサブタイトルになっている「最後の決断」という煽りです。
正直言って映画を見ても「何が最後の決断?」という感じです。
正直いらなかったと思います。
今後は「劇場版相棒」だけでいいのではないでしょうか。

次回作があるなら社会派な物語もいいですが、あっと驚くシックスセンス的なラストのある作品を期待したいです。