本日は
この「職の半分がコンピュータに奪われる?事務職、サービス業…中間所得層激減で貧富二極化」についての考察を。
http://biz-journal.jp/2015/02/post_8944.html

正直な感想としては、改めて言われるまでもなく、この現象は確実に起こってきていますし、今後加速度的に増えていくでしょう。

現在、コンピュータに奪われる職業は簡単に言うと「単純作業」でした。これは、事務職では単純な伝票処理作業や、データ加工作業がソフトウェアとして提供され、こういった単純作業は、「人がやるよりコンピュータが行った方が圧倒的に生産性が高いです。(エラーも含め)」、同様に工場などでも、ロボットの導入によって多くの単純作業がロボットで行われています。このロボットを制御するのはもちろんコンピュータになります。
私の以前勤めていた会社の工場などは、工場内にはほとんど人がおらず、監視員が数名いるだけになっています。

又、ITの世界でもこのような流れは進んでおり、システム開発の多くは、「優秀な開発ツール(ソフトウェア)」が担っています。これにより、第一線のプログラマと言われる方たちの働き方は大きく変化し、今のプログラマと言われる人たちと20年前のプログラマと言われる人たちでは、「全く違う仕事をしている人」に見えます。

このように、現在は「単純作業の自動化」といった分野において、正確さと大量作業が可能なコンピュータが人の仕事を奪っていると言えます。
何日か前のフログで書いた、自動運転車などもこの類の技術に入ります。
http://ameblo.jp/dormello-consulting/entry-11983361150.html

一方で、コンピュータに対し、人間が圧倒的優位に立っている部分が「コミュニケーション」を必要とする作業になります。コミュニケーションが必要ということはすなわち「相手(人の)がいる」ということになります。
この作業は相手がどう考えているか?など、非常に複雑であり、コンピュータは苦手とされてきました。

しかし、最近ではロボット開発技術が進歩する中、AI(人口知能)の技術も進み、コンピュータが考える力が急速に発達しています。
記事内のターミネータの世界はともかく、最近の缶コーヒーBOSSのCMでは、見事に人間とコミュニケーションをとる「Pepper」というロボットが描かれています。
http://www.suntory.co.jp/enjoy/movie/viewer/food_normal_hd.html?hd=861994203002&sd=861644373002

正直、このCMは笑っていられません。
このCMが表現しているのは、人間と対等以上にコミュニケーション可能なロボットなのです。
このロボットを肯定するということは、人間がコンピュータに対して圧倒的に優っていた能力であるコミュニケーションの分野においても、コンピュータは人と同等の能力を持つことを認めることになります。

これはすなわち、今まで人でしか出来なかった仕事(主に対面で行うサービス業務等)においても、コンピュータはどんどん参入してくることを表しています。

こうなると、半分どころか8割位コンピュータに仕事を奪われてしまうのではないかと不安になります。