ドリカブ号のブログ日記

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日々の日記です。

ベンリー90君が来てからはタイヤ、リム、スポロケ•••外周りを中心に弄って来ましたが、いよいよ最初から一番気になっていたエンジン音の解消に手をつけました。

まずはタペット調整:カブで使ったアジャストレンチとシックネスゲージで問題なく終了👌

そして、気になっていたシャリシャリ音。

カムチェーンの交換?とは考えますが、素人ガレージでは結構ハードルが高い。それで簡単な部分からカムチェーンプッシュロッドを点検:バネが少しヘタリ気味。ロッドの樹脂トップも当たり部分が凹み。ロッドも側面に擦れがあったので廃盤が多い純正部品の中で幸い三点ともあったので全交換しました。

ついでにイグニッションコイルの一部がささくれていたのでポッシュのレーシングコイルに交換。

最後に、冬の低温期を意識してエンジンオイルを5-30の柔らかいのに交換。

結果、コイルは何の効果は無いと思いますが、タペット調整と、プッシュロッド交換は効果大!

見事にエンジン音が静かになりました。

次はいよいよホイールの振れ取りです。

残念ながらベンリー90Sは巷ではカブ程の人気はありません。

カブの系譜なのに原付二種の生き残りは出来ませんでした。

よって今や残っている個体も少なくて、純正パーツも軒並み廃盤です。

リプロパーツもこんなに不人気では出るはずもなく•••

そんなベンリー90Sなのですが調べていたら現行で社外マフラーが販売されていたのでついポチッとしてしまいました。

受注生産、オールステンレスで、ポイント還元でなんと実質諭吉一枚!

意外としっかりと丁寧に出来ていて、手を切る様なバリも無く、ブレーキペダルやステップ他にも干渉する事なくピタッと付きました。

ただ、まあ、予想通りでしたが、このサイレンサーの大きさ、太さではやはりマフラーとしての役目は果たしませんでした。

まずは、爆音!

一応中は隔壁があるみたいですが、ほぼ直管音です。

エンド部のバッフルは固定で奥へは何も入れられない構造。

小音にステンレスタワシが入れられない!

ポン付けで付けられてキャブ調整も無しでアイドリングも安定、吹けも良いのですが•••

音よりも大問題が!

スッ、スピードが出ない!

最高速が10km程スピードが伸びない!

やはり苦手な燃調が必要なのですね。

結局、爆音の方はエキパイ側からステンレスタワシとステンレス針金で逆流ストッパーを突っ込み解消。

程よい低音のポンポンポン音に押さえられました。

スクリューの調整だけでアフターファイヤーも無いのでキャブを開けてジェットまで替えなくても大丈夫なのかな?

結局分かったのは、やっぱりベンリー90Sには見た目も性能もノーマルマフラーがGoodと言うか、Bestと言うオチでした。

いじり癖にお付き合いいただきありがとうございました😊