毎日他愛ない会話を交わし

穏やかに過ぎているようだけれど

なんとも言えない空しさを感じる。


それは、単にうわべだけの関わりにしか過ぎないから。


共に暮らすだけのただの同居人ならいいのだけれど

夫婦として成り立つには程遠い。


“心理コンサルタントのユアサ”さんhttp://ameblo.jp/reportage/theme-10000224263.html

もいろいろと分析しているけれど

やはり彼の場合、人ときちんと向き合えないということが

根底にあるように思う。


どこかで目にした、セックスレスの男性に言えることは

「モラルや価値観に潔癖な人」 

彼自身の家庭環境に問題があるとは言えないけれど

これはぴったり当てはまると思う。


チビ江原によると、今でも彼は離婚を考えているらしい。


「明日くらいはどこか飯食いに行く?」


明日は・・・私の誕生日。

特に何もアピってもいなかったので

誕生日を覚えていたことにビックリ。


それ以上に

一緒に行くカウンセリングを除いて

2人で外食なんて

彼の誕生日(7月)以来のこと。

ちなみにこの時はめちゃめちゃ重たい空気での食事だった。


この日を最後に二人での外出は一切無くなっていた。


あまりにも急な、意外な言葉だったので

ちょっとどぎまぎ・・・。


彼は木曽路で肉でも食べたかったらしいが

ここは自分の希望を言ってみようと

お気に入りのフランス料理屋をリクエスト。


すんなりと了解した彼は

とっとと電話で予約を入れた。


嬉しいはずのことなのに

演技しているだけなのかなぁと

裏をかいてばかりで

複雑な気分だった。


今まで 「大丈夫なんじゃ・・・」

と思っていたのに

カウンセリングでは大ドンデン!で

傷ついてばかりだったせいか

次のカウンセリングで

「いろいろと演技してみたけどやっぱりダメでした」

とあっさり言われるんじゃないか・・・

などと考えていたら、全く眠れなくなってしまった!!


彼と同じタイミングで21時半には布団に入り

22時には寝付いたはずなのに

目が覚めたのは夜中の1時!

そのまま朝まで眠れず。


どうしようもない空腹感に襲われ

おそろしくなるほどの過食をしてしまい

あげくの果てに明け方お腹をこわしてしまった(-"-)


朝食の時に

「何だかわからないけど眠れなかった。

夜中にお腹がすいて思う存分食べまくったら

今度お腹こわしちゃった・・・」 とだけ話すと

彼は無言で聞いていた。


昼食の時には

「お腹の調子は治ったのかね?」と。


心配してくれていたのかしら?と思いつつディナーへ。


また気まずい雰囲気になるんじゃないかと

居心地の悪い緊張感と共に

運ばれてくる食事を口にしていたけれど

思ったより普通に、おいしく過ごせた。


帰りには一緒にさくらやでお買い物。


傍目からとっても仲良し夫婦に見えるだろうけど

やはり男女の関係の回復にはほど遠い。


私はこのままで良かったけれど。


彼が納得していない限りは

私も幸せではない。


レスでも大丈夫・・・

子供もどうしても欲しいわけでもない。

こんな思いを持つ私も正常では無いのかしら・・・?


あと何年もつかわからないけれど

私がとうとう子供を産めない年になったら

離婚さぜるを得ないのかと思うと

ひとつずつ年を重ねる誕生日は

この上なく重い気分の日となる。

今回はカウンセリングをこっそり録音!

2時間にも亘る会話なので

話も飛び飛びになっているケド・・・。


☆     ☆     ☆     ☆     ☆


夫:仕事が忙しくなったので、いい具合に会話する機会も無く
  あえて距離を置いたので、ストレス無く過ごせています。
  ただ、このままずーっと続くのは嫌なので
  別居するなり離婚するなり、何か動かしたいと思っている。
私:修復させたい気持ちは変わらないけれど
  彼がその気が全く無いので
  どこまでがんばればいいのか・・・ 
カ:膠着期間が長いので、動き始めると
  バタバタッと変化するとは思いますよ。 
  どうして行きたいか? 
夫:一番楽なのは別れて住んで、会うときは会う・・・
  今の形はそれなりにストレスで、よくない状態ではある。
  感情の問題なので変わるとは思えない。
  一昨年の秋くらいから離婚したいと思うようになり
  言葉に出したのが去年の2月。
私:もっともっと振り返ってみると、結婚したと同時にレスになって
  結婚してすぐにダメだったんだと思うと絶望的になった。
  結婚という形がダメだったのか、時期がまずかったのか、
  結婚したらこうなる人だったのか?
  結婚式も盛り上がらなかったと言われ
  私は幸せだったのに、すごく惨めな気分。
カ:なんで盛り上がらなかったのか?
夫:もっと感動的な、幸せになるものだと思っていたけれど
  すごく現実的な中で過ぎて行ったような気がする。
カ:結婚しようと思ったのは何故?
夫:彼女のことが好きだったのもあるだろうし
  ちょうど次の一月で転勤という時期だったので
  2人で行けたらいいなと打算的なところもあった。
私:どこに転勤するにしろ一緒に居た方がいいし・・・
  ということも、単純に嬉しいなと前向きにとらえていた。
  最初の段階で当分子供いらないと言われそれに同意していた。

  結婚してすぐに、私から一度誘ったけれど
  「なんかなぁ・・・」 と言われそれっきりに。

  「じゃぁ、子供が欲しくなったらするの?」 と聞いたら
  「そうじゃないかなぁ」 と言われたので
  それ以来、別に無理にしようとは思わなかった。
カ:戻る・・・というか、作りだすものとして
  付き合っていた当時に戻る(結果的に)こともある。
  夫婦の間に出来ることをやっておくことで
  今回の件においての卒業ができる。
  このままブツッと終わりにして離婚してしまうと
  もう男は嫌、女なんていらない・・・と
  パートナーシップに自信が無くなって
  真っ暗な世界に入ることになる。
  乗り越えることによって、お互いに
  相手を応援してあげることが出来る。
 
  そこまで行くのにどれくらいかかるかわからない。
  7年間積もり積もった掃除をしなければならない。

  この結婚生活の間、どんなことを犠牲(ガマン)してきたと思いますか?
夫:特に無い・・・結構好きにやってきた。

カ:好きにやらせてもらってる?

夫:それはある。

カ:それだったら別れたいという気持ちにならない。
  ガマンを全くしていなかったわけでもないし
  ガマンばっかりだけでもなかったはず。
  
  別れたいと思うには何らかのストレスがかかっているはず。
  いずれかの感情がそれを導き出しているから。
夫:キレイな人がいっぱいいる職場だけど
  不倫とか浮気はしたくないので
  2人きりで飲みに行ったりしないことが犠牲。
  当たり前のことだけど・・・。
  
  タクシー乗っても極力家に帰るようにしている。
  今、こんな状態だからこそあらぬ疑いをかけられるのは
  嫌だから遅くなっても無理して帰っている。
  たまたま近くに住んでいる人が居るのもあって
  タクシーで一緒に帰って来ることが多い。
カ:当たり前のことでもそれで一つで犠牲になる。
  当たり前だけどしんどいことはたくさんある。

  好きにさせてもらってるが故のガマン。
  奥さんとうまくいっているならそんな気持ちにはならず
  むしろ早く帰りたいとなるはず。
 
  いつくらいから、うまくいかないと感じた?

夫:3年前から??会社が移転して通勤時間が15分から1時間になった。
  以前は遅くなってもホテル泊まっていこうとは思わなかった。
カ:しょうがない・・・ということは怒りを伴うガマンになり
  それだけで十分なストレスにはなりますね。

  家族を大事にしたいという優しさ。
  誠実さは長所として受け止められることだと思う。

私:私としては夜遅くに帰って
  翌朝寝不足だから更に早起きして各駅停車で行く。
 
  浮気しろということで無いけれど、ホテルを有効に使って
  しっかり睡眠時間を確保してストレスをためないで欲しい。

カ:帰宅ひとつとっても、家に帰ってくる誠実さと
  十分に休んで欲しいという優しさがあるのに
  お互いに受け取れずにすれ違っていることがたくさんあったはず。
  映画の登場人物それぞれに思い入れをすると
  全く見方が変わってくるのと同じように、とにかく話をしないとわからない。

  いわば愛情が行き来している。
  相手を大事にしている同士なのに、食い違ってしまっている。
  どんなに遅くなってもホテルなんか泊まらないで
  ちゃんと帰ってきなさいよという奥さんだってたくさん居る。
  そんな中で睡眠時間を確保するために
  ホテルとまったほうがいいんじゃない?という優しさを
  受け取ってあげていいと思う。

  それを否定しあっているとお互いの愛情を否定しあったりする。
  愛情が豊かな人たちって、言わないと
  そういうもんだと思って自分勝手にやってしまいがち。

  そんなことが他にもめっちゃくちゃいっぱいあると思う。

夫:少なくとも去年の二月から
  意図的に、家庭のために無理に
  何かするというのはやめている。

カ:自分では犠牲とかガマンに思っていなかっただけに
  以前も自分の中では当たり前と思っている部分がたくさんあると思う。

  こういうタイプの人は信頼されるけれど
  自分自身の厳しいルールに従って生きるのは行き場が無くなる。
  自分の中のルールブックを見直してみると
  縛られているものがたくさん出てくる。

私:セックスレス以外は文句の付け所が無かったので
  これに関しては、封印してしまった感じ。

  レスになったことでオンナとしての自分を失ってきた。
  我慢してきていることは・・・?
  今のところ、思い当たらない。

カ:奥さんもガマンすることが当たり前になってしまっている。
  欲してはいけないという部分ってあるんじゃないかな?
  ご主人、奥さんがわがままいうこと、
  あれ欲しいコレ欲しい言われたことは?

夫:全然無い。

私:物欲は無いと思う。
  食欲、睡眠、性欲、食事、睡眠は満たされているし
  性欲は忘れてしまっていたぐらいだから・・・。
  欲しがっちゃダメみたいな意識は・・・全く無い。
  彼が買うことに関しても、彼自身のお金なので
  大きなもの以外は特に強く反対したりはない。
カ:ある意味では双方が自立した大人同士であって
  自立し過ぎて相手とかかわりを持たなくなるので
  静か~に漂流して気が付くと沖に流されている状態になる。
  その距離を埋めるために架け橋をかけなければならない。
  もし別居したらどんな生活になると思う?

夫:結婚前一人暮らししていたのでそれに戻ると思う。
  今くらい忙しくなると会社と自分の部屋とだけになる。

カ:仕事は面白い?

夫:面白いです。

カ:仕事が恋人みたいって感じたことありますか?

夫:何回か・・・調子がいい時は何回かある。
 そんな時はそういう(仕事が恋人)状態なんでしょうね。

カ:奥さんにとってコレが楽しいコレが恋人って?

私:犬が居るので・・・恋人では無いけど
  母性本能も満たしてくれるし・・・。

  ただ、「犬と勝手に暮らしていけばいいじゃん」 と言われたので
  もう少し距離をおかないといけないのかなとは思っている。
  一時期、犬が病気だったときは、ちょっとしたノイローゼ状態で
  かなり入り込んでしまって
  主人のことよりも、犬の事だけで頭がいっぱいになったことがあった。
カ:コレに対してご主人どうですか?
夫:確かに(犬の扱いは)うまいのはうまい。
  私はペットとか居ない家で育ってきたので・・・。
  過保護ではないけれど、暮らしの中で犬への気持ちの割合は
  ここまで高いんだと驚かされるものはあった。
カ:奥さんは何か言っておきたい事は?
私:今まで私自身、仕事が忙しくて深く考えたことも無かったけれど
  今は仕事は子供が出来たらいつでもやめてもいいし
  主人は仕事が忙しいのもあって家事は全くやらない人だし

  お金の面では彼がやってくれるから
  私が家事をやって家庭を守っていけばいいのかなと最近は思っている。 
  客観的に見たら、主人が仕事に集中できて、かつ
  本人が楽しいと思ってやれるないいことなのかなと思う。


  去年の夏以降、外出も無い割りに
  家の中ではぎゃぁぎゃあケンカするわけではないので
  彼なりにガマンしているんだろうなぁと思う。

カ:我慢しているつもりは無くても
  結果的に我慢になってしまっている。
  会社でもまわりに気をつかっているのでは?
  以前、本来は周りを蹴落としていかなければならないと
  言っていたけれど、蹴落としてにかかっている?

夫:してない・・・ですねぇ(笑)

カ:やりたくないんだと思う。回りのことを考えてしまうから。
  ご主人を気遣ういい奥さんといい旦那さん同士だから
  ストレスがたまりやすい。
  悪い自分を出さないようにしている我慢しているのだと思う。
  ご主人、帰りたくなるような家(家庭)ってどんなもの?
  
夫:・・・・。
カ:プライベートの充実度と会社での活躍度って比例してくる。
  
  プライベートがすさんでくると
  仕事の方が後追いの形でガタ落ちしてくるはず。
  今現在仕事が順調なようなので
  これをもっとスムーズにパワーアップするために
  プライベートの充実ってものすごく大事。
  帰りたくなるような家ってどんな家?

夫:・・・・ちょっと分からない。とにかく近くてすぐに寝られて・・・??
  そのへんのイマジネーションが・・・

カ:睡眠が優先、仕事が優先・・
  それを見待ってくれる人でないとダメですね。
  
  この答えがすぐに出てきたら楽になるんですよね。
  家庭はキープ状態。仕事をただこなすだけではきついのと同じ。
  自分がどうしたらいいのかなぁ。どうしたいのかなぁ。
  ということに想像力を膨らませてみて下さい。
  自分が居心地がいいと思えるのはどんな家庭、どんな奥さんか?
  あぁ、こんなのが欲しかったんだというものが出てくるはず。
  奥さんの中でもっとこうしてほしかったなぁと今だから言えることは?
妻:結婚した当時はぶつかり合いが全く無かったので
  ケンカみたいなものをふっかけてみたことがあったけど
  「仲良く暮らしたいジャン」 と言われて終っちゃったので・・・。
 
  その場ですぐ話してぶつかり合ってきた方が良かったんだと思う。
  結婚して安心してしまった部分もあったので
  いい意味でこの人とは他人なんだと思って
  接していた方が良かったのかなと思う。
カ:離婚だの別居だの究極のカードを出さざるを得なかったのは
  やはりガマンが積もっていった結果。
  ご主人は今は仕事がうまくいっていても
  急に会社をやめたくなっちゃったりすることもあるはず。
  奥さんも待っていても何もぶつかってこない。ガマンしいなのかも?
私:どちらかというとそんなにガマンしないほうだと思っていたので。
カ:どんな奥さんになりたいですか?
私:家のことは任せておいて大丈夫と言われ
  仕事に集中してもらえたらいい。
  バカなことも話して楽しい家庭がいいんだけど
  今は何か言ったら切り札を出されてしまうので
  ひたすらガマンしている時期ではあると思う。
  今まで、逆に頑張りすぎて強がってしまって甘え下手で
  心身ともに可愛気が無かったと思う。
  彼自身どんな家庭がいいのかが応えられないように
  私も今どうしたらよいのか分からない状態ではあるけれど
  生き生きとしていられるようにいろいろと探求している状態ではある。
  仕事も趣味もうまくいっているので問題は家庭だけ。
カ:もしこの家庭の問題がクリアしたらどうなると思いますか?
私:家庭がうまくいっていると思っていた時期は
  仕事がうまくいっていなかったので
  どこかで代償を払うような状態にはなると思う。
カ:自分の女性像と今の自分とのギャップを埋めていくというのが
  今年の課題ですね。
  自分が輝いていられるようアイテムとして
  新しい洋服を買ったりするのも、女性にとっては影響あること。
 
  でも、今ある服を捨てないと思うんですよね。
  今までのアイテムに新しいものが足されている状態。
  
  それと同じように増やしていく・・・
  要するに今の自分、今までの自分を否定することなく
  アイテムを増やしていくような感じで。
  
  ご主人はこの問題がクリアしたらどうすると思います?
 
夫:家庭がうまくいっていたら、仕事のアクセルをゆるめると思う。
カ:突っ走りすぎてる。アクセル踏み続けている?
夫:特に役員になりたいわけでもないし・・・
  会社を辞めたい時もあったのは事実で、常に波があると思う。
カ:夫婦もおんなじ。
  波を立てないように上手にやるんだけど
  大抵どちらかが波を立ててしまう。
  ところがお二人の場合はどちらもうまいんですよ。
  お互いに調整役なので夫婦というよりは同士になってしまう。
  今後奥さんに対する気持ち、ご主人に対する気持ちも
  ひっくり返る確率も高いわけです。
私:確かに 「○○君(彼の一番の友達)と住んでるのと一緒だ」
  と言われ、じゃぁ彼が家事もやってくれるのかよって
  言ったことがありました(笑)
カ:男の部分を回復させたいという意味で
  仕事を頑張りたい、女の子とも飲みに行きたい。
  奥さんもオンナとして、家事をもっとやろうと
  それぞれスポットを当てていくのは一歩進んだことだと思う。
  
  それぞれに、奥さんは理想の女性像を
  ご主人は家庭像を見直してみるといい。
  
  2人で同時にお茶を淹れてしまったことで
  お茶を淹れてあげた感謝、淹れてもらった感謝が
  相殺されてしまっているような状態。
  お互いに淹れてしまったら
  同時に 「ありがとう」 と言って飲めばいい。
  レジの前で、いや私が・・・と言い合って
  お互いに受け取れないのと同じ。
夫:修復する気持ちは無かったので
  期待もたせても、うまくいってもいけないので
  極力ありがとうとかおいしいねと言わないようにしている。
  
  もとのところが改善されないといくらでも演技できると思う。
私:えっ!?私は最近ありがとうといってくれるなぁと
  思っていたんだけど・・・。
夫:あっそう?
カ:演技でいいんですよ
  今までがガマンしていた中での演技だったわけで
  本人の自覚の無いありがとうが出ているということが大事なんですよ。
  最初は演技でいいんです。
  言いたいのに言わないというのは罪悪感を伴うストレスになりますから。
  だったらはっきりといらないと言えばいい。
  経済的に無理でなければ、新宿のそばに引っ越すなり
  定宿を持つなり・・・
  何のために別居するのか?
  仕事に没頭するために別居が必要なんだとなれば根拠があるけれど
  このままずるずるはいやだから別居というのは焦りが伴うので
  必ず後悔が付いてくる。
  このお2人の場合この状態でズルズルといけちゃうと思うので
  何らかの形でどこかで線を引いておく必要があると思う。
  別居とか離婚とかという形にするのではなく、定期的に毎月話をするとか。
 
  仕事がうまくいっているだけに仕事に逃げやすい。
  あえて家庭を避けていくことになる。
  
  夫婦としてやり残したことは?
夫:子供が欲しい。最初は思わなかったけれど
  ここ2、3年思うようになりました。
私:本音を言い合えたら良かった。 
カ:奥さんにとって本音は?
私:実際私の本音が無理なワケだし
  今こういう状態だから
  「じゃぁいいよ」 と言われるからガマンをしている。
カ:ガマンしていることとは?
私:相手が私だとやりたくないんだろうけど
  仕事をセーブをして、家事もちょっとやってもらって
  二人で楽しむ時間が持てたらいいなと。
カ:2人で・・・となると待ちの姿勢になる。
  相手がその気にならないからいいやぁとなる。
  
  2人で楽しむためには「私」も楽しめなければならない。
  本音を話し合うためにまずは自分の本音を話すのと同じように
  2人ではベストだけど、私がというのがベターで。
  「寂しい」と言わずに 「何で家事やってくれないの?」
  とすり替えが起こる。
  本当に言いたいことと実際に言っていることのギャップが出てくる。
  前回は疲れきっていたお二人だけど
  今回は生気を感じるのであえて前向きな話をさせてもらっています。
  前向き・・・つまり負担をかけている。
 
  言えなかったごめんなさい、ありがとうを見つめ返すことで
  2人の間でやり残したことをやっておくことになる。
  
  それでやっと卒業ができるので
  もしも離婚になってもその後前向きにいけるので
  それをめざしていく過程でおのずと結果がはついてくる。

ちょっとしたうつ症状を呈した彼は

私の強い勧めで、この精神科にかかり

1ヶ月間の抗うつ剤服用ですっかり不眠は改善された。


が、無理難題な課題をこなすことができずに

肝心の性嫌悪症には打つ手が無かった。


治療となると他の手でいくしかないか・・・。


ある意味この件に関しての検索もお手の物(!?)になり

セックスレスに関するカウンセラーを見つけるのも容易だった。


同じ問題を抱えている人がいかに多いかを証明するかのように

お目当てのカウンセラーとのアポは人気アーチストのチケット並みだった。


受付開始と同時にダイヤルすること約50回。

ほんのわずかな救いを求めて、何とかカウンセリングに漕ぎ着けた。


彼もいやいやながらついて来た。

きっと彼なりに苦しみ、どうにかしたいという思いは一緒だったのだろう。


第一回目のカウンセリングは文字にするのも辛いくらい

彼の口からは絶望的な言葉の数々が飛び出してきた。


「セックスレスと言うのは、りんごの木のほんの一部が腐り始めた状態。

その一部が問題なのではなく

木の幹だったり、土壌だったり

もっと根本的なところを見つめていかなければならない。」


さすがカリスマ。

理屈抜きの減感作療法と違い、全く別の視点からの分析だった。


言いたいことを言った彼はすっきりしたようだけど

私はすっかり具合が悪くなってしまった。


1回目のカウンセリングは頭ン中まっちろ!

どうしようもない気だるさだけが残るモノだった。


後から振り返ってみても

決定的にショックだった言葉以外

思い出せないところもアリ・・・。


ただ一つ救われたのは・・・

「で、離婚についてはどこまで手続きは進んでいますか?」

とカウンセラーの第一声に

「いえ、何も・・・」

とすっとんきょうに応える彼に


「離婚問題は多く扱っているテーマですが

本気で離婚したいのであれば

問題発覚から半年以上経っていて

何もアクションが無いというのは

果たして本当に離婚したいと思っているのかどうか

疑問なところです」

とのカウンセラーの言葉に納得するところはあった。


確かにそうだ。

少なくとも私だったら

嫌になってしまったら行動は早いと思う。


どうにもできない夫の苦しみも知った上で

しばらくカウンセリングは必要と認識。

毎日眠れない日々。

情緒不安定になり、自傷行為に似た暴れぶりだった。

どうしようもない感情をどこへぶつけたらいいのか。。。


「結婚式だってイマイチ盛り上がらなかったし・・・」

「私の6年半は何だったの?・・・が

私の10年、20年・・・と延びていく前に離婚した方がいい」

「もう恋愛感情は無い。

家族になってしまって今更出来ない。

(私が休職中だったので)仕事もしていない、

子育てもしていない人を

何で養わなきゃなんないんだろうと思った。

やっぱり間違いだったんだ」

「(離婚した)兄は正解だったのかもしれない。」

等々・・・今までの生活を全否定される数々の言葉が

私の精神を蝕んでいく気分だった。


夜な夜なパソコンで検索するうちに、思い当たる文面が・・・。

もしかしたら、コレって一種の病気なのかもしれない。

そう思い、ある精神科医の書いた本を入手。


半ば強制的に彼に手渡すと

「確かにそうかもしれない・・・」


かなり無理を言って17時きっかりに仕事を切り上げてもらい

この精神科を尋ねた。


あまりに典型的な(!?)症状だったからか

診断は驚くほど素早かった。


「男性の性嫌悪症」 

性欲は正常なのに、配偶者とだけ性交渉が出来なくなるというもの。

コレは相手を変えても、結婚してしまえばまた同じことの繰り返しらしい。


性嫌悪全体では男性・女性は81人・146人と女性に多いものの

6,7年前までは男性側の性嫌悪はほとんど無かったのが

最近では男性のほうに多いという。


「状況性」(例えば相手が異なればセックスはできる)

「心因性」(身体的疾患はない)

特徴として、ふだんは仲のよい関係を維持しており、性的ニュアンスを含まなければ

腕を組んで一緒に買い物に出かけることも珍しくないような状況。


(発覚した現在は一緒に出かけるのも拒否されている)


 カップルに共通する傾向としては

パートナーに対する愛情の質が変化している点があげられる。


つまり 「結婚当初は“男女愛”であったのが

生活を重ねるなかで家族愛や肉親愛に変化して

パートナーを性の対象としては見なくなる傾向が認められる」


 カップルで共同生活を続ける際、そこにセックスがあるのがふつうで

セックスレスはおかしいというのはいわば“余計なおせっかい”であり

他人が口をはさむことではもちろんない。


セックスレスでも当事者が満足していればそれで十分というのが当然であるが

ここにくるカップルは、セックスレスであることを悩んでいるのがややこしい。


そして、これらのカップルは治療抵抗性が高く

要するに治りにくいのも大きな問題。


 なぜかつては目立たなかった男性の性嫌悪が増えているのか。

性治療に長く携わる精神科医にも

その原因は分からないのが本当のところだという。


まさにつける薬も無い心の病。

ネットで検索すると、同じ状況の夫婦が多いのに

この病に気づくことも無いまま離婚に至るケースが多いようだ。


友人、知人にチラリと話してはみるが、当然理解はされない。


同じ問題を抱える人たちが多いはずなのに

話題が話題だけに、悩みを共有する人には出会えないでいる。

「ところで本当に子供はいらないのかね?」

突然のこの一言で始まった。


結婚して6年半。

新婚旅行以来、一度も夫婦生活が無かった2人にとっては

ある意味禁句のような言葉だった。


今更何を言ったいるんだろう・・・という驚きと

いよいよか!?といった期待の二つがあった。

が、そんなめでたい感情で想像を膨らませている場合ではないのだと

理解するまでに時間はかからなかった。


「去年からずっと考えてたんだよねぇ。。。

質のいいセックスがしたいけど、今更君とは出来ないので離婚したい」


彼は長い間一人で考え、言葉に出した時には既に答えを出したようだが

私にとってはまさに青天の霹靂。

目の前が真っ暗になり、泥沼化する夫婦問題の幕開けだった。