(Ⅲからつづく)
過去のような無駄な怒鳴りあいにエネルギーを使い果たせば、
新しい未知の自分にエネルギーはまわってこない事が、分かりました。
私たち人間は5歳ぐらいから、大人と同じ複雑な感情をもちます。
恐れから始まった感情は、複雑に増えて、それが人間の素晴らしい特権でもあります。
そんな複雑な感情が渦巻いて、たくさんの人が絡んで、
一人の人生の歴史が創られるのだから、
色々な人との葛藤、自分との葛藤も貴重な学びなのだと思います。
葛藤があるからこそ、強くなれるのだと思います。
やっぱり誰でも一人では寂しすぎます。
周りに人がいてこその自分であって、成長につながります。
苦しかったマイナスを無視せずに受け止めると、
そこから根付いたプラスが広がります。
両方あって、全てはバランスだと思っています。
私は、陰があるからこそ光が、不協和音をも少し含む音が好きですし、
苦味も少しあったほうが美味しいと感じます。
素敵な香りの香水も、単体でかぐと嫌な香りが少しだけ含まれています。
家庭から社会に入っても、人に合わせてきた自分。
体裁や自分を守るための感情も時には必要だけれど、
バランス良く、個性も弱みも出した方が楽に生きることができる、
と知りました。
私のように、
はみ出ないで周りに合わせてきた、
親の影響を強く受けて自分の殻をまとってきた、
といった人も多いのではないかと思います。
特に、恥の文化といわれる日本では
農耕生活での集団から目立たないようにしてきた歴史もあります。
多民族国家のアメリカでは、目標を達成できないことのほうが
恥と思われているようです。
行動を促す言葉の違いにこんなものがあります。
ドイツ人には、「それをするのが規則ですよ。」と言い、
イタリア人は、「それをすると、もてますよ。」
アメリカ人は、「それをすれば、あなたはヒーローですよ」
そして、日本人は、なんでしょう?
「みんな、そうしていますよ」だそうです。
しかし、人に影響されてばかりだと、自分を見失ってしまいます。
内面の豊かさは何でしょう?
顔色うかがってばかり恐れていては、
いつまでたっても心は開かれないし、愛も入ってこない。
地方の習慣など、合わせないと難しい場面もあるけど、
本当の自分を見失わないように、
心の声を聞いて、
自分のエネルギーを皆が回せるようになれば、と思います。
エネルギーをまわしていくと
不思議なことに実は手元に転がっていたチャンスや可能性を呼び込むようになります。
今、とどこおっていたエネルギーをまわし、
自然体で楽に自分を生きようと思えます。
バッチフラワーはその為の導きをしてくれます。
皆さんもせっかくの愛する自分ですからエネルギーをまわして、
無限の可能性を引き寄せましょう。
それが責任を持って自分を生きることにもつながると思っております。
これが私の経験からくる思いです。
自分もいまだ導かれている途中ですが…
長い文を読んでいただいて、ありがとうございました。
(Ⅰ&Ⅱ&Ⅲ&Ⅳ)