Den.treacherianaumはフィリピン原産で以前はEpigeneium lyoniiで流通していた種です。

この個体は2020年にsemi-alba個体かもしれないという事で購入したもので、運よくその年にsemi-albaと思われるような花が開花したので今迄semi-alba個体と思ってました。（このブログにアップしています）

その後株は順調に生育していくものの開花していなく今年もダメかと思ってましたが、この猛暑のなか何時の間にか花茎が出ていたので開花するのを楽しみにしていました。

しかし開花してみたら（3年ぶりの2回目開花）花弁の赤味が2020年初開花時より多くなっている花でどうもsemi-albaとは言えないような感じです。販売園に問い合わせしたところalbaは色が抜けるので白一色になるが、semi-albaは赤色成分が有るので栽培環境、条件で赤味の出方が異なるかもしれなとの事です。今回の開花は猛暑、開花時期も通常より遅いので、次の3回目の開花を待ちたいと思います。

ちなみにalba個体は数年前から流通しているものの、semi-alba個体の販売はまだ聞いた事はないです。

2020年の初開花画像

Den.treacherianum semi-alba?