初めまして、doremiraiと申します。

このブログの記事が初の更新となりますト音記号


doremiraiはピアノを嗜んでおりますので、ピアノの大敵、腱鞘炎について書いてみようと思います。


僕のまだ十代のころの体験談です。腱鞘炎に悩む方参考にされてください。


トロンボーンで音楽大学の受験を志していたのですが、ひょんなきっかけでピアノで大学の講習会を受けることとなり、なにを思ったのかトロンボーンを放っていきなり猛練習をし始めたのが



「マゼッパ」



他の曲も激しい曲を選んでいましたので、その結果左手の小指の付け根を痛めてしまいました。

その代りピアノで大学に入りましたが(笑)

腱鞘炎になるかならないかは、手を酷使する人に多いといわれますが、同じように使っている人でもなる人とならない人がいて体質にもよります。

ただ、僕の場合いきなりの練習だけでなく、力みによる弾き方の問題も当時かなりあったように思います。


最初の一か月は違和感を感じる程度でしたが、練習をやめるわけにもいかずにガンガン練習していると、二か月後には左小指の付け根の中にBB弾ほどの硬いしこりができ、小指の曲げ伸ばしとともにカクカクと引っ掛かりを覚えるようになりました。


このしこりは調子が良い時と悪い時の波があり、10分後には半分くらいの大きさになったり、痛みがいきなり強くなったりを繰り返します。ただ、朝起きた時は基本調子が悪いです。



その後、ある総合病院の整形外科にかかったところ、触診でガングリオンだろうと診断。


医者「自然に治ることもあるから~」


とボルタレンゲルという薬だけもらって帰ってきました。


ぜ~んぜん治らないけどドキドキ


実際ガングリオンではなくて腱鞘炎だということは病院行く前からわかっていました…。これで病院も行く気がなくなりこんなことを半年も繰り返しているうちに腫れはBB弾の二倍くらいの大きさになり、外見からも腫れているのがわかるほどに成長…



さすがにヤバいと思い手の専門の医者が近くの病院で開業していることを知りったので、行ってみることにしました。


医者「これはばね指だね~注射してみましょう」


腫れている部分に太めの注射針が入り、結構な量を注ぎ込まれます(笑)


中身はステロイド(ケナコルト)と麻酔薬です。小指根本から刺した針からの先までズンズンと薬液が回り、風船のようにパンパン膨らむんじゃないかといった感覚で結構痛いです。薬は処方されず2週間くらい経ってまだ痛いようなら来てくださいと言われました。

その日はしびれたような感覚はありますが、患部の痛みと腫れは徐々に引いていきます。2~4週間は消炎効果が持続するので、僕の場合完全にしこりが消滅するまで2週間ほどかかりました。


わかったこと


1、ガングリオンと腱鞘炎は専門家でも判断が難しい。

 ガングリオンとは関節などの組織の一部の膜の中にゼリー状のものがたまり腫瘍化したものです。腱鞘炎とは腱鞘のトンネル部や腱に炎症が起きたりして干渉障害が起きている状態です。

どちらも骨のように硬い感触で、手の使い過ぎによる発症が多いなど似ている部分が多く、レントゲンや触診だけではガングリオンか腱鞘炎かの判断は難しいようです。MRをとるかか注射器で患部を刺して吸った時にゼリー状のものがでてくればガングリオン、出てこなければ腱鞘炎と診断されるみたいです。併発の可能性も多いという噂。


2、手の病気は「手の外科」へ

 手は複雑な構造をしているので、注射といえども神経を傷つけてしまう可能性もあります。ですから、手の専門の医師に診てもらった方が確実です。また、ステロイド注射にもいくつか種類があり、適切な薬品選択と適切な場所への注射が必要です。一番効果があるのは「ケナコルトa」と言われていますが、ステロイドの中で強い薬品なので1、2週間空けないと再度注射はできませんし、腱が弱るため2~4回が限度らしいです。それでだめなら残るは手術のみ…


3、軟膏や湿布などは初期症状にのみ有効

 ちょっと違和感を覚えたら軟膏や湿布+安静などは有効ですが、それでも悪化してしまったら注射してしまった方が良いかもしれません。僕の場合は「モーラステープ」「ボルタレン」は気休めにしかなりませんでした。




僕の場合、奏法を見直さざるを得ませんでした。

あれから7、8年経ちますが再発はしていないものの、その時かばっていたオクターブやバスの運指はいまだに癖として残っています。いちどなってしまうとなかなか治らない腱鞘炎、気を付けてくださいねスポンジ・ボブGOOD