Yahoo! blogを始めた頃は
音楽について、よく詳しく書いていましたが、
最近はやや食べログ化していました😅💦
今日は少し真面目なお話しを。
(コンサート会場の下見に伺って、試弾させていただいたスタインウェイ)
♪♪♪♪♪♪
ここのところ、アンサンブルのコンサートを
聴きに行くことが続き、
そのことについて書きたくなりました。
私のとってのアンサンブルは、
ピアノ伴奏、室内楽(ソナタを含む)🎹ですが
ピアノが上手い🟰アンサンブルが上手い
↑
これが成り立つこともありますが、
寧ろ
アンサンブルが上手い→ピアノが上手い
このほうが、当てはまることが多いです。
アンサンブルをする時に大切なこと、
それは、
「聞く力」です。
どうゆうことかと簡潔に言うと
ただフォルテ(強く)やピアノ(弱く)
といった表示のままに弾くのではなく、
聴き手側にどのように聴こえるのか、
どのように伝えたいのか、ということを考えて
共演者と重ねて音を出すということです。
ヴァイオリンソナタ、チェロソナタ、フルートソナタ、オーボエソナタ、、、
二重奏の曲においては、より
作曲家の意図とその音色を変えなければ
成り立たないということです。
以前、ピアニストには2種類いるということを
書いたと思いますが、、、
ピアノソロを好きなように弾いたら、
聴き手が心地よいか?というと
そうではありません。
ただ、ピアノのソロは、自己完結するので
自己責任で終わりますが、
アンサンブルは、そうはいきません。
何なら、ピアニストの力で
一段上の演奏に引き上げることも出来れば、
ぶち壊してしまうことも、、、😂
「この曲は、初めてステージで弾くので」と
いう方がいますが
ステージの上に立ったなら、
初めてであろうが、100回目であろうが、
お客様には、何の関係もないのです。
初めてであれば、なおさらその曲のことを
しっかり学び、知らなければいけません。
それは、プロとは言えません❗️
最近は、アマチュアの演奏者であっても
かなりレベルが高い演奏をされる方も
多くなりました。(例えば、職業は医師、
趣味は楽器演奏など)
それは、職業にされていない分、
謙虚に沢山の演奏を聴いて
練習を重ねているからだと
推測します。
また
モーツァルトもベートーヴェンも
ブラームスもフランクもプロコフィエフも
同じタッチ、同じ感じで弾くなんて
言語道断です。
【素晴らしい経歴】【輝かしい受賞歴】のピアニストのアンサンブルの演奏を
ワクワク、
楽しみに伺い、
残念すぎる演奏をされてしまい
??????
となってしまいました。
ミスをするとかいうことではなく、
例えノーミスであっても、
上記に書いたような演奏を聴くと
本当に辛く、残念で仕方ありませんでした😭😭
ちなみに、
私のデュオの相方の伴奏(アンサンブル)には
定評があり、
私もそんな彼女とのデュオは
とても心地よいものです🥰
(自分のことは棚に上げました😝)
伴奏者、共演者選びは、
慎重に😉