「これが政府のやることか」  …こんな大見出しで本日の赤旗一面で、閣僚が翁長沖縄知事との面会を拒否し、沖縄振興費を一方的に減額するという暴挙を報道しています。

 

 面談を拒否したのは西川公也農水大臣。サトウキビ交付金に関しての面談要望でした。

 また、自民党は、歴代の沖縄県知事を「沖縄振興調査会」に招き要望を聞く機会としていたのに、これに翁長知事を呼びませんでした。

 沖縄振興予算については、今年度の3510億円から1割程度減らす、一方、新基地建設は増額する、としています。まさに、「ムチとムチ」。いじめ、いやがらせの類…。


  昨年の知事選で翁長氏は新基地建設反対を掲げて、任期途中に容認に転じた仲井真氏を10万票の大差で破りました。総選挙では沖縄自民党は完敗。新基地建設反対の議員が全選挙区で勝利しています。

 沖縄の民意は「新基地建設反対」。翁長知事は文字通り、沖縄の民意を体現している人物ではないでしょうか。その翁長知事をこのように軽視、無視するのは、民意の軽視、無視にほかなりません。歴代政権にもない異常な事態です。