26日の武庫川流域委員会において、兵庫県がついに「武庫川ダム なし」を提案しました。
 
 武庫川水系河川整備基本方針(H21年3月策定)では「100年に1度の大雨」に備える整備を決め、このなかには武庫川ダム整備も含まれるものの、これには時間がかかるとして、
今後、20年間に取り組むべき「河川整備計画」では「武庫川ダムなし」で戦後最大の洪水(23年に1度の大雨)に耐えられる整備を進めよう、というものです。

 ダムなしで、学校・公園やため池に貯水する流域対策や武庫川河床を掘り下げるなどの河道対策、すでに整備済みの青野ダムの活用などで、下流対策をおこなうものです。
 (総事業費400億円。河床掘削すれば国道2号線あたりの橋についても補強付け替えが必要で、その事業費は180億とのことでした。)


 これらは、故つづき研二県会議員が一貫して主張していたもの。
 この原案について市担当者から説明を受けた際にも、「つづきさんのいうとおりになりました」と。

 ありがとう つづきさん。

 この計画が終わってから、100年に1度の洪水対策に武庫川ダムを加えるかは再度検討するらしいが、「環境を破壊するムダなダムは中止に」  この声をあげつづけよう!