Blued-Ghost -2ページ目

久しぶりのゴーストタウン。(SS

 

 「暑ぃ、毎年冷夏でいいっつーのによ……」


 照り付ける日光に文句を恨み言を漏らしながら、佐倉翔也は約二週間振りにゴーストタウンに向かっていた。本来ならば週に2,3回はゴーストタウンへと向かってはいるのだが、生憎とこの二週間近く、翔也は――――というよりも、銀誓館の生徒の半分近くが――――色々と忙しくかったのである。

 

 その忙しかった理由は二つある。生徒によっては一つだけかもしれないが、残念ながら翔也には二つあった。


 一つ、俗に言う『ヨーロッパ人狼戦線』

 コレに関しては特に説明する事もないだろう。

 簡単に言えば、ヨーロッパまで乗り込んで人狼たちと戦ったということだ。勿論、翔也はこの戦争とも呼べるイベントには参加した。

 前日の夜にはその現場に向かっていたのにも関わらず、当日になって寝坊したというオチさえつけて。

 言っておくが、翔也はこの戦いでたいした戦果は挙げていない。そこまで強くないのだ、佐倉翔也という個人は。

 

 二つ、修学旅行。

 同じく、説明するようなことはないだろう。ヨーロッパ人狼戦線が終わってすぐの行事という事以外は。

 小学六年、中学二年、高校二年、と銀誓館に通う三学年がこの修学旅行に参加したのである。正直、慣れない戦に疲弊していた翔也はサボろうかなあと捻くれ具合を発揮していたものの、結局楽しく参加していたのだから。

 こちらに関しては詳細を伝えなくてはいけないのかもしれないが、それは後日、彼と誰かの会話で行われるだろうから。



 ――――閑話休題。



「暑ぃ」


 公団住宅ヨンロク号。ここが今回の目的地であるゴーストタウンである。

 ゴーストタウンというだけあるのか、周囲の公団住宅からとは違い、ここだけは不穏な空気に覆われていた。

 

「さて、行く……あ、なんだ?」


 暑さでだらけていた自分を引き締め、今正に能力者としての佐倉翔也になろうとしていたその時、懐に入れていた携帯電話が鳴り響いた。流れてきた音は邦楽でもなければ洋楽でもなく、初期設定されている電子音だ。他の生徒ならば今流行りの曲なり、自分が好きなアーティストであったり、ゲームの曲が流れてくるのかもしれないが、翔也は携帯電話にそういう曲を入れていたりはしない。音楽を聴くことは聞くが、そこまでして聞こうとまで思わない。

 というのは表向きの理由。

 間違ってはいないのだが、正確には携帯を弄ることが面倒なのである。

 

 佐倉翔也14歳。異常なまでの面倒くさがり。


「……小雪?」


 着信画面を見てみれば氷川小雪、という電子文字が浮かんでいた。ゴーストタウンに入る直前で幸いしたのか、翔也はその電話に出る事にした。ゴーストタウンに入ってから、用件を告げられても困るのだから。


「久しぶりだなあ、天然お嬢様型雪女?」

「お久しぶりです、猪突猛進型翔也様。よろしければ後ろを右手を向いて頂けると助かるのですが」


 傍から見れば仲が悪いようにも見えるこの会話だが、刺々しさやら嫌味などといった感情は全く込められていなかった。

 これが、二人なりの挨拶なのである。

 仮に、嫌悪していたりするような仲ならば、翔也は電話にすら出ないだろう。そういう男だ。


「…………ああ、そういうことか」


 僅かの間を置いて、周囲の状況を肌で感じ取った翔也は、小雪に言われた通りに右を振り向く。

 但し、左手でいつでもデコピンが出来るように拳を作っておいて。

 

 音を殺しながら走りよって来る足音を耳に入れながら、翔也はタイミングを計っていた。

 

 「何のタイミングを計っているんだ?」と誰かに聞かれたら、翔也は悪戯を思いついた子供のような笑顔でこう返すだろう。


 ――――悪戯しようとしている知り合いに悪戯し返すんだ。


 と。

 



 


 <続く>





 

 もう少し纏められないのか俺。

 ゴーストタウンでの話を書こうとしたんじゃないのか俺。相変わらずノリで書くな俺。まあいいや。


 <続く>と書いてあるけど、正確には<続くかもしれない>といった方が正しいやね。

 

 書いた理由。本当に久しぶりにゴーストタウンをやったからです。そのPT面子で妄想しようかと思っただけです。

 ちなみに面子。


 佐倉翔也 LV33

 三角椿   LV37

 氷川小雪 LV36

 草川四葉 LV32


 いつもの如く、許可取ってないので三角嬢と草川嬢は出しません。…………二次創作に近いから、勝手に書いてもいいのかしら?(知るかアホ

 

 正直、俺が勧めた某氏の娘(氷川小雪)と、こうまでレベル差がついていて驚愕した。絶望した!

 俺のが先に始めたのに!?

 くそう、いつか追いついてやる。(追い抜くとは言わないヤツ

 

佐倉翔也

 というわけで自分の中でこのブログのテーマも決まったことですし、キャラ紹介れっつらどん。


 ……なんせ銀雨のプロフィールスペース短すぎる。


 墓標に戒めた狂気――――佐倉翔也。

 

 魔剣士×ゾンビハンター。


 我が愛すべき息子にして、別のサイトでは私が書く三次創作の主人公として活躍しているような気がするキャラ。


 碁盤があったということで、設定を考えるのは楽でした。

 

 逆に、碁盤があるからこそ職業を変更できないジレンマとかがあるのですが、まあそういうところも彼らしいです。

 

 では設定どん。


 

“来るもの選び、去るもの追わず”、が翔也の座右の銘。なんか間違っているような気がするが、真ん中に“認めたものは意地でも守る”とか入る。勿論言わないが。

“家族”(或いは仲間)と認めたものに対しては異常なまでの執着心を持ち、彼らに危害を為そうとするものがいれば――――例え銀誓館の中で一番偉い人相手でも、微塵の躊躇もなくその刃を向ける。

翔也が“家族”と認識する条件はある程度の法則性はある。ある程度年月を積み重ねた人物に対して無条件に情が移ってしまうのだが。

一言で言ってしまえば、人見知りの世話焼きである。

 悪運は強いのだが、幸運に恵まれない、妙な男。

 頭はよくないが、その代わり頭は回る男。だが、作戦を考えるのは苦手。指示された中で、効率よく動く事はする。


 ファッションに拘りはないが、和服が好き。機会があれば買いにいこうかと思っていたりするのだが、中々そうはいかない。

 感情について。

 現在、二つの感情を抱いているわけですが。とりあえず許可を取ってない三角椿氏について触れるのは止しておきましょう。その内許可取り入ってやる。そして俺の妄想全開……(ぉ

 氷川小雪について。

 仲良し、というには語弊があるのですが、実際のところ彼女に対しては”からかいがいのある妹分”みたいな感情を抱いてます。彼女に危険が近付いているとわかれば、速攻で駆けつけます。

 異性としての感情は皆無です。というか今の彼に異性に対する興味は皆無です。

 とりあえず、こんなところです。

 一応、専用武器とかもあるのですが、まだ作る時ではないだろうという事で作成してはいません。
 名称はヴァラキアカ。形状は刀かもしれないし大鎌かもしれないw 


テスト

gkhじおぎさ