ティア「ソウルトレイス!」
彼女のソウルシューターから力の浄水が引き出される。
だが、巨大蛇にはあまり効果が無く弾き返される。
ティア「なんて硬さなの!?」
ドラン「くっ!・・・そうみたいだな!硬い!」
彼の竜剣も悉く弾く。
ティア「ドラン!どうすればいいの!?」
ドラン「とりあえず、攻撃は続けよう!」
二人は、途轍もなく硬い巨大蛇に攻撃を続けるが、ダメージが入っているとは思えない。
ドラン「こうなったら・・・!」
すると、彼は巨大蛇の尻尾を掴み、持ち上げようとする。
ドラン「ぐっ!う、うぉぉぉぉぉぉぉぉ!!!」
彼は、腕に爆発してしまいそうなほどの力を籠める。
ティア「無理!絶対無・・・理よ・・・そん・・・なこと・・・!?」
ティアは、絶句する。途轍もなく巨大な蛇を持ち上げているからだ。
彼は、巨大蛇を持ち上げると同時に、ハンマー投げのように振り回す。
ドラン「うぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!!!!」
強大な旋風を巻き起こしそうな振り回し、そして、
ドラン「飛んでけぇぇぇぇぇぇぇぇ!!!!!」
ドランが、尻尾を手放すと、巨大蛇は宙に浮く。
その瞬間に、ドランは一般人では出来ないほどのジャンプ力でジャンプし、巨大蛇の頭に乗り頭に竜剣を突き刺す。
そして突き刺したまま、尻尾へ沿うように剣を持ち走り出す。沿った後から血の様な緑色の水が噴出す。
尻尾にたどり着き、突き刺したままの剣を抜く。
そして、彼は、まだ宙に浮く巨大蛇から降りる。
降りた瞬間、巨大蛇は悲鳴にも近いようなうめき声で地面へ叩きつけられた。
ティア「・・・・・・凄い。凄い!凄いよ!ドラン!」
ドラン「まあ、何と言うかな・・・こんなもんは朝飯前って事か?」
ティア「普通だったらありえないわよ、あんな事」
ドラン「そうだな」
二人は、真っ二つにされた巨大蛇の方を向ける。
ティア「・・・気持ち悪い」
ドラン「しょうがないことよ」
二人は、そういい残しその場を去っていった。
そして、紅魔館へと向かった・・・
「ぐっ!・・・離しなさいよ!」
「くそ!こんな罠にはまるなんて!」
「捕獲は成功ですか・・・上出来です」
「くっ、私たちを捕らえてどうするつもり?」
「・・・それは、この世界を私たちの世界に変えるためなのですよ」
「そ、そんなことできるはずないじゃない!それに、紫も――」
「残念ながら、ここは結界を張っておりまして・・・どんな人でも気付きませんよ」
「私たちをどうするんだぜ・・・」
「・・・洗脳ですよ」
「えっ?」
「もう一回言います。洗脳です」
「嘘・・・そんなこと・・・」
「貴方たちは、ずいぶん強いお方と聞きました。力尽くでは無理かと、だから洗脳に決めたのです。貴方たちを絶対に服従させることが出来ますからね。それに、私は洗脳するのが大好きなのでね」
「嫌よ・・・そんなの嫌よ!」
「私も嫌だぜ・・・離せ、離せよ!」
「残念ですが、無理です」
誰かが、二人に近寄る。
「やめて・・・嫌!来ないで!」
「来るな・・・こないでくれぇぇぇぇぇぇ!!」
二人に、救いはあるのだろうか――
~To Be Continued~
ドランメモ
[巨大蛇]
今のところ、謎の大型蛇である。
全長は数十メートルはあるだろう。体重も一トンは軽々超えるかもしれない。
特徴は、ヌメヌメしており、口から緑色の液体を出す。
液体が吐かれた場所を見てみると、その場所は、草も無くなっている為、猛毒だと思われる。