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【Introduction】
二次創作ジャンル「オリジナル遊戯王」。
その先駆けとなったLightning skyシリーズは今年━━2017年7月、ついに5周年を迎えます。
描かれてきた数々の物語、そして5周年を祝う新たな物語。
シリーズ第4作目「遊戯王Lightning sky-Re:code」。
テーマは「原点回帰」。
遊矢と托都、二人の出会いは確かに物語の始まり。
全てが終わった3年後の未来に語られる新たな戦いが始まります。
勿論「LS」「A.Vision」「C.C」に登場したキャラクターたちも健在、更なる活躍が待っています。
全ての物語に触れてくださった読者の皆様、これから物語に触れてくださる新しい読者の皆様。
全く守りに入っていない、挑戦的かつ驚くべき展開にどうぞご期待ください。
遊戯王Lightning sky:全145話
遊戯王Lightning sky-A.Vision:全25話
遊戯王Lightning sky-C.C:全25話
遊戯王Lightning sky-Re:code:全25話(予定)
【Story】
かつて、少年だった彼が描いた物語。
全てが始まったあの日、少年は運命と出逢いそして想いは潰えて燃え尽きた。
「なにも間違っていなかった、そう信じていた」
3年後。
最愛の弟、大切な両親、守るべき友を手にした孤独な少年はいつしか大人へ…一人の人間として自立していた。
━━━はずだった。
~~~
錬金術師、教団との戦いから1ヶ月、半月と夏休みは過ぎてゆく。
遊矢の前に立ち塞がる新たな課題は高校への編入試験。
一方、ヒカルと托都はそんな遊矢をおいてとある施設へと足を運んでいた。
待っていたのは托都の本当の家族。
暖かな空間に訪れた平穏を感じる二人。
「ずっと平和でいたらいいのに」と微笑むヒカルに少しだけ安心を覚えた。
だがそんな一時の夢は流星によって砕かれる。
突如として現れた驚異が狙うは白き概念の化身。
全てが終わった夏の終わり、目醒めるはずのなかった者が姿を顕す。
これは━━━起きるはずのなかったifの物語
【Character】
◆風雅 遊矢 Yuya Kazemiya
9月29日 15歳/O型/174cm
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このシリーズの主人公。
陽気で明るく元気、更には仲間を思う気持ちは誰にも負けない。
3年前の出逢いを通じ、あらゆる過酷な運命に立ち向かってきたが、その明るさを損なわず暖かな包容力を持ちながら風のように飄々としている。
使用するデッキは「Ss(スカイソニッカー)」、エースモンスターは《希望騎士 ホープ・オブ・ソード》。
「みんなが頑張ってるんだ!俺も、頑張らなくっちゃな!」
◆朽祈 ヒカル Hikaru Kuchiki
5月24日 17歳/AB型/175cm
▼
ロンドンで活動するプロのデュエリスト、クールな性格と優しさを併せ持つ。
誰もが認める天賦の才は他者から嫉妬や憧れの目で見られることも少なくはなく、常に辛い現実と戦い続けている。
使用するデッキは「カオス・パージ」と「ギャラクシー」の混成。エースモンスターは《ギャラクシー・カオス・ダークネスドラゴン》。
「ずっと平和であってほしい、なんて今日が来るまでは思えなかったから」
◆岸岬 狩也 Kariya Kishimisaki
9月12日 15歳/O型/175cm
▼
遊矢の幼馴染にしてライバル、常識外れの仲間達の中ではある種最も人間らしい。
教団との一件以来己の強さを追い求め続けてきたが、とある事件をきっかけに自分らしくあることを決め、更に強くなっていく。
使用するデッキは「コスモ・メイカー」。エースモンスターは《コスモ・メイカー ネヴラスカイ・ドラゴン》。
「弱くてもいい、肝心なのは誰にも負けない心だ!」
◆堰櫂 托都 Takuto Sekikai
9月28日 19歳/185cm
▼
遊矢の兄でありバリアンの半神でもある紅い世界をいつか束ねる者。
過去に悩み苦しみ、その感情を隠し続けている。
が、それがきっかけとなって失踪し、未曾有の事件を引き起こす。
使用するデッキは「ネクロスフィア」。エースモンスターは《機械堕天使 シャドウ・ハルシオン》。
「あの日、認めてしまった罪は━━いつまでも」
◆孤鈴 アミ Ami Korin
6月9日 16歳/A型/159cm
▼
いつも遊矢を見守る幼馴染。
家事全般と勉強を得意分野としていて、私生活が雑極まっている遊矢を影から支えている。
「いい加減料理ができないとダメだからね!」
◆高山 慶太 Keita Takayama
5月4日 16歳/B型/177cm
▼
遊矢の幼馴染にして親友。
一目では軽薄な男と思われてしまうが、実際は友を想い正義を信じる優しさを持つ青年。
「俺はみんな友達だと思ってるぜ!みんな、な!」
◆刹那川 雪那 Yukina Setsunagawa
12月1日 15歳/A型/158cm
▼
遊矢と狩也の古くからの幼馴染。
おしとやかでお嬢様系。常にのんびりとしており、二人の話を楽しげに聞いてくれる。
「狩也くんが変わらずにいてくれるなら、それでいいの」
◆レッカ
?月?日 自称19歳/?型/155cm
▼
遊矢たちの前に現れたリコードイミテーションの少女。事態の終息のため遊矢に協力姿勢を見せる。
敬語で話してはいるが何故か小馬鹿にしているような感覚が否めない。また名前も偽名のため本名不明。
使用するデッキは「機械堕天使」。エースモンスターは《機械堕天使 ローゼン・ルシフェル》。
「なーにを偉そうに!私はあの施設の古参ですから!はい、論破!」
◆アダム
▼
謎の敵対集団「リコードイミテーション」に名を連ねるデュエリスト。
愛人のイヴと共に現代にて、とある目的を遂行するため「白い概念神」を蘇らせようと暗躍する。
「貴様に理解できるものかッ!!」
◆イヴ
▼
謎の敵対集団「リコードイミテーション」に名を連ねるデュエリスト。
アダムと共に「白い概念神」を蘇らせるため暗躍し、己が目的のため未完の聖杯を狙う。
「その穢れ、薄汚れた罪を裁く剣」
◆ムサシ
▼
謎の敵対集団「リコードイミテーション」に名を連ねるデュエリスト。
卑劣な騙し討ちを嫌い正々堂々の戦いを好しとする武士。無口だが恐らく最もまともな人間。
「我が決闘は一撃必殺、受けて立つか━━!」
◆ルルン
▼
謎の敵対集団「リコードイミテーション」に名を連ねるデュエリスト。
「組織最弱」を自称し、それに違わぬ弱さを見せる。しかし内面は驚くほど狡猾で残忍。
「あたし、デュエル弱いの。だからアンタとデュエルはしないわ」
◆コタロウ
▼
謎の敵対集団「リコードイミテーション」に名を連ねるデュエリスト。
ムサシの弟子、一見したら生意気な小坊主。デュエリストとしてはまだまだ未熟。
「いつか師匠みたいなデュエリストになるんだ!」
◆ヴァイス
?月?日 推定20代/?型/185cm
▼
アダムとイヴが追う"白き概念の化身"。
「復讐」と呼ばれる行為の概念を司り、あらゆる憎悪や怨讐が世界に蔓延る限り死ぬことのない、不死性を持った概念そのもの。
姿かたちは堰櫂托都そのものだが、その中身は全く異なる存在であることが伺い知れる他、使用デッキには未知のモンスターが潜んでいる。
「我が名はヴァイス、世界に蔓延る"復讐"の概念神だ」
【Keyword】
◆世界樹病 《セフィロト・パンデミック》
▼
Lightning sky-A.Visionのメインストーリー。
娘を異端狩りで喪った錬金術師ヴェリタスとの、未完の聖杯を巡る戦い。
偽界樹と呼ばれる世界を滅ぼす大樹、そして魔城ニヴルヘイムによって世界中の人々を疑心暗鬼の中に堕とし、人間同士を争わせ、世界を壊したその戦いは、再び宿りし装甲の輝きによって阻止されたが、現在でも深い爪痕を残し復興が急がれている。
また、この戦いに勝利した彼らのことを覚えている者はいない━━━。
◆C.C 《クロノス・クライシス》
▼
Lightning sky-C.Cのメインストーリー。
旧世界を滅し新世界創造を目指す黒き教団、それを束ねる時を操りし者トラヴィスと弟クロス、そして強さと弱さの物語。
狩也が欲した強さは此処には存在しなかった。たとえ遊矢を倒せたとしても、それは彼の強さではない。
未完の聖杯を巡る新たな戦いの中で、傷つき傷つけ合った果てに見つけたものはあったのだろうか?
今はただ、その胸の内に輝く翼に問い掛けることしかできない。
◆フリューゲルアーツ
▼
遊矢たちが手にした翼の力。
3つの決戦用技法からなるその力は強大だが、それ故に弱き者には諸刃の剣となり襲い掛かる。
元々はルクシアから3つが遊矢、ヒカル、托都のみに預けられていた。
━━が、この事件直前のとある事象の際、錬金術師と再会した狩也は残されていたもう1つの翼の力の覚醒に成功し、計4つ全てが遊矢たちの元へと揃った。
▼#7
フリューゲルアーツ解放時に対面する心の闇による精神的負荷はこれまでの戦いでも垣間見ることができた。
しかしそれだけではない。常人にフリューゲルアーツが使えないとされる理由は、「脳へ流し込まれるとてつもない情報量による情報過多」。
脳に深刻なダメージを及ぼし細胞や血管、神経を傷付けてしまう。
遊矢、ヒカル、托都の三人はこれらの情報量を全て自分たちの持つ能力でセーブしているが、その手段がない狩也は毎回肉体面でも負荷を負わねばならないデメリットが存在する。
◆装甲の力 《アーマード》
▼
遊矢とヒカルが持つ人を越えた奇跡の形。
失ったはずの力は新たな驚異に対抗すべく蘇り、二つの輝きとなって顕現した。
フリューゲルアーツによって立場を奪われてはいるものの、未完の聖杯を持つヒカルにとっては必要なものである。
また、その奇跡を体現する遊矢はこの力を仲間を守る最大の力とし、再び失うことを恐れている。
◆未完の聖杯
▼
あらゆる願いを叶える代わり、あらゆる破滅をもたらす人造兵器。
人が必ず持つ魂の器が強い想いや魂の響きに反応し変貌したものこそが未完の聖杯であり、共鳴したその強さによって叶う願いや代償には差が生じる。
一度失った魂、確立した個のない魂には未完の聖杯が宿ることはない。
現在確認されているのはヒカル、狩也、そしてルクシアのみ。
◆混沌の刻印
▼
托都の左腕に刻まれたバリアンの証であり存在証明。
デュエルディスクの起動やその他戦闘において欠かすことができず、常にバリアン世界からエネルギー供給を受けなければならない彼にとってはなくてはならないもの。
…なのだが、左腕のこの部分に触れると全身に激痛が走るらしく、普段これの存在を語ることはしない。
托都曰く「父親からの嫌がらせ」だとか。
◆リコードイミテーション
▼
今作「Re:code」において遊矢たちと敵対する謎の組織。
アダムとイヴの二人、更に三人の従者達。そしてその頂点を白き概念神に定めているが、その神も物語開始時点では未だ目覚めてはいない。
目的は明らかになっていないが、リンに「これが始まればもう手の施しようはない」と言わせるほどのなにかを始めようとしている。
▼#2
黒き教団は後ろ楯としてリコードイミテーションからあらゆる支援を受けた。
その際事象秘匿のため、姿を現すことはなかった。
▼#7
リコードイミテーションの一員として数えられるヴァイスではあるが、彼らに対し仲間意識は持ち合わせていない。
自身が存在するために籍を置いているだけに過ぎないのだろう。
◆ヴァイスの正体
▼
不明。
その仮面の下が明らかになる日は来るのだろうか。
▼#5
仮面の奥に秘めた正体は紛れもない、堰櫂托都。
たった一つの復讐の為全てを失った彼が往く未来の結末にはなにが待つのか。
しかし残る疑問はある。
托都の姿をしてはいるが、あくまで表面上。口調やその他能力は托都のものとは異なっている。
つまり…。
◆錬金術と分解現象
▼
錬金術とは遥か昔より伝わる異端の技術。
理解・分解・再構築の三行程からなるあらゆる創造と破壊は、現代では知り得ることのできない神秘として世界の裏側に隠されている。
フリューゲルアーツもこの三行程による力の変換を行っており、心の闇を理解し分解、戦う力へ再構築という形で遊矢達の力となる。
だがこのタイミングで分解現象は人間にも牙を剥く兵器と化す。
◆マジカル♡エンジェル パッションラブリー☆
▼
毎週土曜日深夜25時に放送されたオリジナルアニメーション作品。
人気女児向けアニメと同じキャラクターデザイン担当や濃厚なストーリー展開で人気を博し、すでに続編である「sweet」「milk」が放送され現在は第4期「bitter」が放送中。
第1期ストーリーは、普通の中学生・桃添飛鳥(ももぞえあすか)がひょんなことから異世界の魔法使い・パッションラブリーと合体してしまい、異世界からやってきた悪い怪物・クサラセールを退治する。
という王道少女漫画。
━━━だが、そんな少女らしい夢いっぱいのストーリーは第3話まで。
第4話で飛鳥の両親がクサラセールに殺されて以降、方向性が一変。愛らしいキャラクターとは裏腹のシリアスな展開やゴア描写、次々と死んでいく仲間たちの姿にネット上では賛否両論当たり前、加えてゴア描写の多さから某団体に苦情が寄せられる事態となる。
更にパッションラブリーの相棒・ブルーベリーダイヤが死亡した第11話は、現在でも話題に上がれば論争が巻き起こり、みんなのトラウマとして扱われる。
しかし最終回までのその展開を経て強く成長していく飛鳥に胸を打たれた視聴者は多く、賛否はあるものの高評価を得たまま放送は終了。
次いだ続編2作も評価が分かれているもののファンによる根強い人気があり、5周年イベントの際にはアニメ映画化と"実写化"が発表されネット上に阿鼻叫喚の地獄絵図を作り出した。
◆真実の石剣
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錬金術師が求める万能の力「賢者の石」を砕いて剣に変換したもの。
万能が示す性質を「真実」とし、心臓に突き刺すことにより、あらゆるものの真実と虚偽を見せる力を持つ。
また当然ではあるが、刺された場合単なる刃物や凶器と同じく致死レベルの傷を負うことになるため、それすら耐えきる存在にしか発動できない面倒な万能アイテム。
賢者の石を生成する能力から、錬金術を用いる理由が未だ不明であるが、イヴが高純度の膨大な魔力を持つことを意味している。
◆機械堕天使
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托都が使用するモンスターエクシーズのカテゴリ。
世界に二つとないモンスターはほぼ全てが托都自身が持つ力で創り出され、一部はフリューゲルアーツによる浄化変換などがある。
幼少にバリアンの能力を覚醒させて以降はこの高ランクのモンスターを手足のように扱うようになり、本人もどんなカードより馴染み深いと言うほど。
しかしある少女が本来ならありえないはずの「機械堕天使」を使用。彼女はその薔薇の堕天使を切り札と呼んだ。
そして事実か嘘か、告げられたその言葉により、白き神がこのカテゴリを使用する可能性はなくはない。
◆概念神
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この世に存在する「概念」が形となり、魂を得た存在。
「寝る時に見る夢」という存在を司るマーリンや「人が叶えられない夢」を叶える未完の聖杯などが概念神として挙げられる。
彼らは魂そのものは不死性を持った存在であり、ある「条件」が満たされた場合死亡する。
上記で挙げた未完の聖杯の場合は人類が滅亡した場合に概念が失われるため、同時に自身も消滅する。
本来身体を持たない彼らは「転生(リンカーネイト)」によって選ばれた人間の魂に寄生することで世の変化を見守ってきた。
選ばれた人間は普通であれば概念神に魂を食い破られ人格が死亡する。
◆ヒカルの贈り物
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ヒカルが托都に贈ったおそろいのブレスレット。
錬金術師との戦いの最中に誓った約束を永久に残すため、その手を離すまいと握り締めるため。
消えた彼の右手を掴むために。
◆秘密の特訓
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狩也が仲間たちに秘密で行っているトレーニング及び特訓メニュー。
詳しい事情は割愛するが、狩也は自力での遊矢打倒に向けて一番近く一番強い人を師匠とした。
それが現役プロデュエリストにして先輩である朽祈ヒカルである。
偉大な先輩に弟子入りし心身共に強くなろうと頑張る狩也と、わりとマイペースにそれを支えるヒカル。
意外にも噛み合った師弟関係が今後どうなるのかは必見かもしれない。
◆レーヴァテイン
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北欧神話においてロキが鍛え、女巨人シンモラが管理していたとされる剣。
「害をなす杖」「裏切りにみてる枝」の意を持ち、錬金術において錬成された場合には裏切りを促す力を持つ。
レーヴァテインの欠片を用いて、錬金術師・ヴェリタスが造り出した髪飾りは身に付けた人物の精神や心に干渉し、破壊していくものとなった。
誰彼問わず触れた者の心を壊す代物だが、心を持たない者には効力がない。また、レーヴァテインの欠片が破損すれば効力を完全に失う。
▼#7
ここまでが約1ヶ月前、世界樹病事件の際に起動したレーヴァテインの性質、能力である。
ヴェリタスと同じく錬金術を駆使するイヴはヴェリタスに渡したレーヴァテインの欠片の大本を砕き、それを対象に飲ませることで効力の喪失を実質無効化することを発見した。
こうした経緯があり、後ろからヒカルを襲ったイヴは欠片を飲ませることに成功。
装甲の力がもたらす瞬間的な治癒による抵抗は内側からの侵食に間に合わずヒカルの意識はブラックアウトしてしまった。
◆遊矢と狩也の過去
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天之御崎で生まれた二人は幼馴染として幼少を共に過ごしてきた。
━━━が、それに至るまでの思い出話をするためには、まず狩也の必死の逃亡劇とあまりにもしつこすぎる遊矢の破天荒さを垣間見ることになる。
当時はまさに追う側追われる側と言うべき関係なのだが、そんな日々を過ごしていく中で二人はある出来事をきっかけに距離を縮めていく。